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書名

カラーアトラス Dermoscopy

筆頭著者

池田重雄・監(埼玉医科大学名誉教授,医療法人積仁会旭ヶ丘病院院長)

その他著者等

斎田俊明 編/大原國章 編/土田哲也 編/田中勝 編

出版社名

金原出版

ISBNコード

ISBN978-4-307-40037-4

発行年

2003年12月

判型 / 頁数

A4判 / 260頁

分類

臨床医学系/皮膚科学

価格

定価(本体15,000円+税)

内容

ダーモスコピーでは,病変が10倍に拡大され,同病巣部から偏光または油浸などにより散乱光を取り除くことにより,皮膚表面からの乱反射がおさえられ,肉眼的には全く認識できないさまざまな真皮表層迄の構造を透見することが可能となる。どちらかというと臨床像をみる視点に近いのであるが,拡大して観察するため,浅いところの病理所見も反映されるという点で優れている。まさに,皮膚科学的な観察に,臨床・病理に次いで第三の眼をもたらすものがダーモスコピーであるといえよう。
ダーモスコピーが威力を発揮する対象疾患は主に色素性皮膚病変であり,特にメラノーマと母斑の鑑別,脂漏性角化症,基底細胞癌,血管性病変の鑑別には欠かすことのできない手技となろう。さらに,老人性脂腺増殖症,皮膚線維腫などにおいても特徴的な所見が得られるため,診断の参考となる。また,今後もさまざまな疾患に幅広く適応していくことで,ダーモスコピーが皮膚科特有の優れた画像診断法の一つとして高い評価が得られるものと確信する。
「カラーアトラスDermoscopy」では,総論・各論を通じて殆どの頁が,臨床写真,ダーモスコピー所見,組織所見等の美しいカラー写真で占められており,また,その解説も簡明で大変読みやすくなっている。日本語による初めての本格的カラーアトラス教科書として,まさに待望の本書を,日常診療時座右におき,皮膚科診断学の良き友とされることを祈念してやまない。

目次

■総 論
1.ダーモスコピーの歴史
2.基礎
1)原理
2)機器の種類と使用法
3.基本的所見と用語解説
4.鑑別指針(1st step)
■各 論
1.メラノサイト系病変
1)良性メラノサイト系病変
2)悪性黒色腫
3)良性メラノサイト系病変と悪性黒色腫の鑑別(2nd step)
A.鑑別診断の方法と実際
B.鑑別用アトラス
a)掌蹠色素細胞母斑vs掌蹠末端黒子型黒色腫(ALM)
b)爪部色素細胞母斑vs爪部末端黒子型黒色腫(ALM)
c)Clark母斑vs表在拡大型黒色腫(SSM)
d)色素性Spitz母斑(Reed母斑)vs表在拡大型黒色腫(SSM)
e)生毛部色素細胞母斑(Unna,Miescher)vs結節型黒色腫(NM)
f)老人性色素斑(SL)vs悪性黒子(LM)
2.上皮系病変
1)脂漏性角化症
2)エクリン汗孔腫
3)基底細胞癌(BCC)
4)Bowen病
5)その他
6)鑑別用アトラス
a)脂漏性角化症vs表在拡大型黒色腫(SSM)
b)脂漏性角化症vs基底細胞癌(BCC)
c)エクリン汗孔腫vs基底細胞癌(BCC)
d)エクリン汗孔腫vs結節型黒色腫(NM)
e)エクリン汗孔腫vs無色素性黒色腫
f)基底細胞癌(BCC)vs表在拡大型黒色腫(SSM)
g)基底細胞癌(BCC)vs結節型黒色腫(NM)
3.血管系病変
1)出血斑
2)血管腫
3)鑑別用アトラス
a)出血斑vs末端黒子型黒色腫(ALM)
b)結節型黒色腫(NM)vs血管腫
c)血管拡張性肉芽腫vs無色素性黒色腫
4.炎症性疾患
5.その他
■所見からのアプローチ
1.血管拡張と細胞浸潤─リンパ球腫
2.血管拡張─エクリン汗孔腫
3.血管拡張を有する紅褐色局面
■Teledermoscopy
■Dermoscopy用語解説集