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出版社

協同医書出版社

種別

書籍

書名/特集名

新 知覚をみる・いかす ―手の動きの滑らかさと巧みさを取り戻すために

著者等

中田眞由美 編著 / 清本憲太,岩崎テル子 共著

分類

臨床医学系/リハビリテーション医学(医師対象)

ISBNコード

978-4-7639-2145-1

発行年月

2019年10月

判型 / 頁数

B5 / 420

定価

本体7,000円+税

内容

なぜうまく道具を扱えないのか?──疑問解決の糸口をつかむ!

運動機能には大きな問題がないのに、ものをつかむことができない、必要以上に強く握り込んでしまう、うまく道具を操作できない──。
こうしたケースに遭遇したとき、手の巧みな動きを支えている知覚の障害をどのようにみて、治療にいかしていけばよいのか、その考え方の流れがわかりやすくまとめられ、すぐさま臨床に応用できる内容構成になっています。

臨床でセラピストが日々遭遇する動作障害を通して、その知覚障害との関連を解説するとともに、知覚を理解するために必要な基礎的知識と今日的なトピックスについて紹介しています。
また、知覚のリハビリテーションにおいて必須となる、知覚機能を評価する各種検査については、どのようなときにその検査を行うかをまず提示し、臨床でみられる問題点と結びつけながら、系統立てて丁寧に解説しています。
そして、知覚検査で最も重要な点である結果の解釈について充実した説明を加えたことで、それをどのように治療プログラムに反映させたらよいかを考えることができるようになっています。

脳の可塑性を活用した「知覚再学習プログラム」や、対応に苦慮することの多い「痛み」についても詳しく解説しており、知覚に関する基本的な知識の確認から臨床への応用までを網羅した、すべての臨床家必携の一冊です。

目次

第1章 臨床観察から理解する手の知覚障害と動作障害
  1.知覚情報をつくっているのは自らの手の動き
  2.対象物への手の不適合が生じるのはなぜか
  3.触覚が鈍くなるとなぜ過剰に力を入れて把握するのか
  4.手は動いている面から何を感じているのか
  5.道具の操作に必要な手の知覚
  6.失われたことに気づきにくい防御知覚

第2章 体性感覚の神経生理学的基礎
  1.神経生理学的基礎
  2.触覚受容器とその特徴
  3.触覚と空間分解能
  4.末梢神経回復後の触覚検査と触覚受容器の関係
  5.運動錯覚によって明らかにされた運動感覚の情報処理
  6.物体の把握と知覚による制御
  7.脳の可塑性
  8.視覚障害と点字触読
  9.加齢による知覚の変化
  10.身体を使った重さの判定
  11.侵害刺激から身体を守っている仕組み
  12.温度の識別
  13.義手のゴム手袋を自分の手のように感じる
  14.痛みの情報伝達の特異性

第3章 知覚評価
  1.知覚評価の歴史的変遷
  2.手・上肢の知覚障害の診かた
  3.知覚検査の実施に際して
  4.知覚検査の実際

第4章 知覚障害の部位と特徴
  1.体性感覚障害はどうして生じるのか
  2.部位別にみた知覚障害の分布

第5章 知覚のリハビリテーション
  1.知覚のリハビリテーションの歴史的変遷
  2.知覚のリハビリテーションのとらえ方
  3.知覚のリハビリテーションの実際
  4.まとめ