書名 |
死のアウェアネス理論と看護 ―死の認識と終末期ケア |
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原著者 |
Barney G. Glaser/Anselm L. Strauss |
筆頭著者 |
木下康仁・訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-34777-8 |
発行年 |
1988年4月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 336頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価2,970円(本体2,700円 税10%) |

老いと死を徹底的に否定してアメリカン・ドリームを実現することに意味を見つけてきたアメリカ合衆国の文化に、死の問題を最初に提起。1960年代に「死にゆく人々は生物学的に死ぬ前に社会的、人間的に死ねるのか」と問いかけ、サンフランシスコの6つの病院で調査した結果の報告書の1冊。死と死にゆくことに関する社会的な側面からの古典的研究であり、先駆的研究。

第I部 序論
1 終末認識の問題
2 死の予期の多様性:社会的提議の問題
第II部 死の認識文脈の諸タイプ
3 「閉鎖」認識
4 「疑念」認識:コン卜ロールをめぐるかけひき
5 「相互虚偽」の儀礼ドラマ
6 「オープン」認織のあいまいさ
7 終末認識の不完全状態
第III部 終末認識をめぐる諸問題
8 終末の直接告知 他