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書名

頭が働く練習帳Ⅰ. Ⅱ. Ⅲ. Ⅳ ≪脳損傷のリハビリテーションのための方法 Ⅲ≫

筆頭著者

藤井正子・著(TBIリハビリテーション研究所)

出版社名

新興医学出版社

ISBNコード

ISBN978-4-88002-607-7

発行年

2002年5月

判型 / 頁数

B5判 / 270頁

分類

リハビリテーション/高次脳機能障害

価格

定価(本体4,200円+税)

内容

頭部外傷脳損傷後のリハビリテーションは,外傷が治癒し退院してからがたいへん重要です。本書を在宅ケアの一環として 1)自宅で,2)毎日,3)家族の方々とともに考え,4)定量化に向けて記録をとりながら練習を重ね,患者さん自身のリハビリにお役立て下さい。

以下「この練習帳の使用について」より抜粋です

●練習帳を作るに至った経緯
外傷性脳損傷後のリハビリテーションのために、欧米ではブレインウェイブという練習帳を使っていることを、制作者は聞き知った。翻訳して日本でも使おうと試みたが、版権をとることが進まず、それでは自分で作ってしまおうということになった。
ブレインウェイブは6つのシリーズからなっている。つまり注意、視覚処理、情報処理1、情報処理2、記憶、実行機能である。だいたいそれぞれ4週間の企画となっている。今回の「頭が働く練習帳」は、情報処理段階のものである。
本家ブレインウェイブは参考にさせていただいているが、内容はまったく日本風土に合わせ、日本人に受け入れやすいように独自に作っている。

●練習帳使用対象者
もし、シリーズがあるとすれば、これはその中間のもので、ある程度の注意力がある方のものである。もし、外傷性脳損傷後の注意力障害が強い方、またはこの練習帳が難しい方、易しすぎる方は、制作者にご連絡(注:連絡先は練習帳に明記)いただければ、制作途中のものをお分けできるかもしれない。

●練習帳の実際の施行
1日のなかで注意集中できる時間に雑音の少ない環境で始められると良い。この練習帳をやることで、日常的でない頭の体操ができ、新聞が読みやすくなったり、自分で何かを調べようとする気持ちが湧いてこよう。
使用実例は「認知リハビリテーション2002」(認知リハビリテーション研究会編/新興医学出版社発行/2002年秋~冬刊行予定)に掲載予定である。

●練習帳の基本方針
自分でやる、毎日やることが基本であるのでそれは是非守ってほしい。自己予想採点項目も練習のあとにつけてあるから、採点してみよう。練習帳の実際の採点が最初の自己の予想採点を大きく下回っている場合は、認知機能不全に対する自己認識の甘さを物語る。その場合日常的に失敗が多いはずであるがどうかな?

目次

1 脳の話
文章を正しく並べる
駅名を正しく並べる
同じ形を同じ色で塗る
同じ大きさ・形のものを同じ色で塗る
文字カード・絵を正しく並べる
形並べ
書き取り
数字並べ

2 漢字並べ
カナ並べ
ひらがな並べ
漢字ゲーム
形の配列
形と色並べ
数と形と色を選ぶ
方向並べ
数字暗号から文書作成
分類
文章構成
面白い数
国旗を描く

3 形を回転させる
言葉をあいうえお順に並べる
算数をして進行する
数字的暗号解読
経路の説明を地図からする
いろいろな文字(数字)を写す
電話帳からの情報
4コマ漫画の説明をする
都市の緯度と経度を調べる

4 母音と子音を区別する
予定表を作る
文章を書く
辺(折り目)を数える
新聞の見出し
家の情報作り
脳を考える
言葉の分類