書名 |
子どもの摂食指導 ―食べる機能の発達をうながす子育て |
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筆頭著者 |
田角 勝・他編著 |
その他著者等 |
河原仁志 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-1333-6 |
発行年 |
2003年9月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 112頁 |
分類 |
リハビリテーション/嚥下障害 |
価格 |
定価1,650円(本体1,500円 税10%) |
摂食・嚥下障害の解説、介助・訓練法、口腔内ケアの方法、食物形態の解説からその作り方、養護学校での取り組みなどを掲載。
推薦のことば
摂食・嚥下リハビリテーションの理解へ iii 金子 芳洋
職種や立場を越えて取り組むことの大切さ iv 向井 美惠
豊かな人生のための生活サポートをスキームとした本書に v 飯野 順子
はじめに vi 田角 勝
河原 仁志
摂食・嚥下障害は「楽しく,おいしく,安全に,必要量を食べられないこと」と考える 1
栄養不足は発育・発達に悪影響を与える 3
食べる姿勢はとても大切である 4
呼吸と食事の関係は複雑である 5
胃食道逆流はやっかいである 7
経管栄養を使いこなす 8
摂食・嚥下障害対策は生活サポートの一部である 10
障害の原因を理解する 11
摂食・嚥下障害とは 13
口とのどのつくり 14
食べることのしくみと働き 14
食べる機能の発達 17
母乳の話 19
いろいろな摂食・嚥下障害の原因 22
誤嚥と誤嚥検査について 23
どんな対策があるの 27
じょうずな介助法 28
姿勢の大切さ 28
重要な食欲と感覚 29
食べやすい食物形態 31
食器をじょうずに使うには 33
摂食・嚥下機能訓練とは 35
哺乳期から 39
離乳期 41
幼児期へ 44
学齢期へ 45
食べる機能,飲み込む機能(摂食・嚥下機能)に問題のある子どもへの対応 47
発達の段階 51
バランスのとれた食事にするために 52
料理の組み合わせ 54
食べやすい食事をつくるために 54
学習食 55
学習食はいつ食べさせるか 56
調理の工夫 56
生野菜の調理の仕方 56
きざみ食(細かく切る)は食べにくい 56
整形しなおし 57
目で見ておいしい物を 57
味付け(味覚) 57
トロミ(つなぎ) 58
増粘剤 58
食べさせ方 59
盛り付け量 60
スプーン 60
配慮食づくりにあると便利な調理器具 60
冷凍保存(フリージング) 61
さぁ,おいしい食事作りをはじめます 63
おかゆ作り 63
めん類 64
野菜類 65
調理例 66
イカの香り揚げ
とんかつ
鯵(あじ)の塩焼き
食べるときの条件次第で子どもの食べ方が変わる 70
子どもの持っている力を引き出す 71
再調理をすることの大切さ 72
適切な食物形態指導のすすめ方 73
学校における食事の危険性 73
家庭と学校の連帯 74
療育機関と学校の違い,および個別指導計画 75
日々の食事 78
摂食ドックに入って 79
ドック後の取り組み,そして今 81
これからの展望 83
妊娠から出産,そして経管栄養に至るまで 85
大学病院小児科摂食指導外来へ 87
脱感作療法 87
スプーンを口に 90
食形態の工夫 91
経管栄養卒業に向けて 92
その後の展開 94