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書名

がん患者の意思決定支援 成功の秘訣 実践編

筆頭著者

堀 謙輔・著(関西ろうさい病院産婦人科第2部長 緩和ケアセンター長)

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-02294-2

発行年

2023年11月

判型 / 頁数

A5判 / 112頁

分類

臨床医学系/がん治療・緩和ケア

価格

定価2,420円(本体2,200円 税10%)

内容

7つの物語をベースに意思決定支援の秘訣を検証,解説した.「どこが悪かったのか」「どうすれば良かったのか」…自然と大事なことが身につく,新しいかたちの実践書.

目次

目 次



1st ストーリー

 診療の経過

 解説

 ハーバード交渉術

 方法の原理

 現在バイアス

 コミットメント

 Step-Up <3Dハーバード流交渉術>

 1st ストーリーの続き

 解説

 アンガーマネジメント



2nd ストーリー

 診療の経過

 解説

 現状維持バイアス

 正常化バイアス

 実現可能性と論理的可能性

 行動変容を促す「動機付け」

 Step-Up <ナッジとその倫理性>

 2nd ストーリーの続き

 Step-Up <ラポール形成>



3rd ストーリー

 診療の経過

 解説

 ヘルス・リテラシーとバイアス

 緊急ACP(Advance Care Planning)

 3rd アナザーストーリー「音読みでなく訓読みで」



4th ストーリー

 診療の経過

 解説

 遺伝子検査とがん治療

 セルフ・マネジメントの必要性(とくにタイム・マネジメント)

 Step-Up 遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)

 4th ストーリーの続き

 解説

 がん相談支援センター

 担当医にできること(戦略的ニヒリズム)



5th ストーリー

 診療の経過

 解説

 医療者が持つ責務と家族が持つ責務の違い

 人がそうするには理由がある〜肯定ファーストの姿勢

 Step-Up 「関心相関性と表の関心・裏の関心」

 5th アナザーストーリー

 エビデンスはどうやって作られているのか?

 高齢者がん診療ガイドライン

 5th ストーリーの続き

 在宅療養への障壁(キーパーソンが抱える責務,社会規範と市場規範)

 市場規範と社会規範の併存を実現する「方法の原理」



6th ストーリー

 診療の経過

 解説

 重篤な病気をもつ患者との話し合い(Serious illness conversation program)

 がんは予防できるのか?

 Step-Up <がん教育>

 6th ストーリーの続き

 解説

 システム1とシステム2

 確証バイアス

 プロスペクト理論



 7th ストーリー

 診療の経過

 もやもやのすすめ

7th ストーリーの続き

 肯定ファースト

 意思決定能力

 代理意思決定

 Step-Up <事前指示とDNAR(Do Not Attempt Resuscitation)>

 7th ストーリーのその後

 Step-Up <臨床倫理の4分割法>



おわりに



索引