書名 |
アトピー性皮膚炎のみかた,考えかた |
|---|---|
筆頭著者 |
田中暁生・他編著 |
その他著者等 |
"末廣昌敬,馬場直子,福家辰樹,渡邉 遥,片岡葉子,中原剛士,田中稔彦,加納宏行,小澤麻紀,稲葉 豊,村岡響子,益田浩司,村上洋子,亀頭晶子,武藤 潤,石氏陽三,常深祐一郎,三井 浩,青木 奈津子,鷲尾 健,出来尾 格,今福信一,三原祥嗣,古谷喜義,天野博雄,岸本和裕,波多野 豊,高萩俊輔,大川 司,堀 仁子,大矢幸弘,水野隼登,松尾佳美" |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-498-06386-0 |
発行年 |
2023年10月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 232頁 |
分類 |
臨床医学系/皮膚科学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
この1冊でアトピー性皮膚炎診療をマスターできる! 評価・診断の基本から,各種外用薬,生物学的製剤など最新の治療まで網羅. 臨床で出会う疑問に答えるコツが満載!
目 次
1章 概要
1アトピー性皮膚炎の病態 〈末廣昌敬 田中暁生〉
アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎の炎症の特徴
皮膚の乾燥とバリア機能の低下
痒み
2アトピー性皮膚炎の治療ゴール 〈田中暁生〉
患者が目指しているゴールは?
アトピー性皮膚炎の治療ゴールは「潜在的な炎症がなくなり,再燃をしにくくなった状態」
短期的なゴールと長期的なゴールを設定し,患者と共有する
3乳児,小児,思春期以降におけるアトピー性皮膚炎の違い 〈馬場直子〉
新生児・乳幼児の皮膚の特徴と環境の特殊性
乳児期の症状の特徴
小児期の症状の特徴
思春期以降,青年期の症状の特徴
COLUMN 乳児期の湿疹に対する家族への説明のこつ 〈福家辰樹〉
COLUMN 皮膚洗浄について 〈渡邉 遥〉
2章 診断と評価
1病勢・皮疹の評価 〈片岡葉子〉
病勢・皮疹評価の意義
アトピー性皮膚炎の病勢を構成する要素
病勢評価における注意点
的確な病勢把握に役立つ皮疹のみかた
2寛解の評価 〈片岡葉子〉
アトピー性皮膚炎における寛解とは
治療戦略における寛解の意義
筆者の考える寛解の評価基準とその理由
寛解導入から寛解維持への移行
分子標的治療薬時代における寛解評価:残された課題
3アトピー性皮膚炎診療におけるPRO評価ツールの使い方 〈中原剛士〉
アトピー性皮膚炎をどのように評価するか?
知っておきたいアトピー性皮膚炎のPRO評価スケール
どのように実臨床で使用するか?
3章 治療
A.治療方針
1治療方針を患者と共有するときのコツ 〈田中暁生〉
診療ガイドラインが示すアトピー性皮膚炎の治療方針
初診時に患者と共有するべき最低限の治療方針 ─速やかな寛解導入と寛解維持─
経口JAK阻害薬や抗体医薬について
COLUMN アトピー性皮膚炎患者の通院の間隔について 〈田中稔彦〉
2外用治療の方針 寛解導入期編 〈加納宏行〉
寛解導入=first goal
なぜ,寛解導入をする?
寛解導入の実際
3外用治療の方針 寛解維持期編 〈小澤麻紀〉
重症度に応じた寛解維持期の外用療法
軽症患者の場合
中等症〜重症患者の場合
4検査値を治療に活用しよう 〈福家辰樹〉
アトピー性皮膚炎のバイオマーカー
血清TARC値
血清SCCA2値
アトピー性皮膚炎の長期寛解維持におけるバイオマーカーの活用
B.外用療法
5図解 効果的な外用方法 〈稲葉 豊 村岡響子〉
外用量
外用方向
外用方法
密封療法(occlusive dressing technique:ODT)
教育
6重症度別外用薬の選択 〈益田浩司〉
ステロイド外用薬の使用法
外用部位の注意
ステロイド外用薬以外の選択
7年齢別の外用薬の選択 〈馬場直子〉
外用療法の基本
小児の皮膚の特徴と外用薬の選択
外用薬処方例
COLUMN 人生の転機・ステージのかわりめでのアトピーとの付き合い方 〈村上洋子〉
8ステロイド以外の抗炎症外用薬の特徴 〈末廣昌敬〉
ステロイド以外の抗炎症外用薬の特徴
タクロリムス軟膏の作用機序と開発の経緯
タクロリムス軟膏の特徴
デルゴシチニブ軟膏の作用機序と開発の経緯
デルゴシチニブの特徴
ジファミラスト軟膏の作用機序と開発の経緯
ジファミラスト軟膏の特徴
9タクロリムス外用薬の刺激感に対する対処法 〈田中暁生〉
タクロリムス外用薬とは
タクロリムス外用薬の刺激感の特徴
刺激感の理由
刺激感に対する具体的な対処法
10アトピー性皮膚炎診療における保湿外用剤の種類と使い分け 〈中原剛士〉
アトピー性皮膚炎治療における保湿スキンケアの意義
保湿外用剤の種類と特徴
保湿スキンケアの実際:どのように保湿剤を選択するか?
COLUMN 外用薬の混合,保湿剤の重ね塗りの是非について 〈亀頭晶子〉
11頭部湿疹の対処法 〈武藤 潤〉
ステロイドローション外用方法のコツ
頭部の難治性湿疹への対策
コムクロⓇシャンプーとは
感染症
C.新規全身療法の使い方
12デュピルマブ(デュピクセントⓇ)
a.導入のタイミング 〈村上絵美〉
デュピルマブ導入の基準
デュピルマブ導入前に確認すべき点
b.投与終了の方法とタイミング 〈亀頭晶子〉
デュピルマブの投与終了のために必要なこと
デュピルマブの投与継続について
デュピルマブの投与中止・再開について
c.効きやすい症状,効きにくい症状 〈石氏陽三〉
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の効きやすい症状
デュピルマブの効きにくい症状
13ネモリズマブ(ミチーガⓇ) 〈石氏陽三〉
IL-31の作用
ネモリズマブとは
ネモリズマブの効果
14アトピー性皮膚炎治療におけるJAK阻害薬 〈常深祐一郎〉
JAK-STATシグナル伝達経路
アトピー性皮膚炎治療に使用される経口JAK阻害薬
臨床活用に際しての種々の情報
15デュピルマブ(デュピクセントⓇ)や内服JAK阻害薬の投与目的で紹介されたときの対応〈武藤 潤〉
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)とは
内服JAK阻害薬とは
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)や内服JAK阻害薬の投与目的で紹介されたときの対応
16デュピルマブ(デュピクセントⓇ)と内服JAK阻害薬の使い分け〈三井 浩〉
両薬剤の共通点
デュピルマブ(デュピクセントⓇ)の特徴
内服JAK阻害薬の特徴
両者の使い分け
17デュピルマブ(デュピクセントⓇ)や内服JAK阻害薬の導入時のコツ〈青木奈津子〉
具体的な治療期間の見通しと,寛解維持の状態を患者に伝える
実際に治療を受けた他患者の体験談を伝える
薬価に見合うだけの価値があることを伝える
D.その他の治療法
18その他の治療 〈青木奈津子〉
免疫抑制剤
紫外線療法
漢方薬
19抗ヒスタミン薬の内服という選択肢〈益田浩司〉
抗ヒスタミン薬とは
アトピー性皮膚炎の痒み
アトピー性皮膚炎に対する抗ヒスタミン薬のエビデンス
どのような時に内服するか
使い分けやコツについて
20ステロイド内服の是非 〈鷲尾 健〉
ステロイド内服療法に潜むリスクと対処法
ステロイド-第一世代鎮静性抗ヒスタミン薬合剤の危険性
ステロイド内服療法はどの期間内に収めるのがよいか
各国のガイドラインにみる推奨
なぜ重症例においてはステロイド内服療法を行っても奏効しにくいのか
ステロイド内服療法が必要となる背景を考えてみよう
4章 合併症─感染症の見極めと対処法
1丹毒,蜂窩織炎 〈出来尾 格〉
アトピー性皮膚炎患者における丹毒・蜂窩織炎の特徴
症状
検査
治療方針
2膿痂疹 〈出来尾 格〉
アトピー性皮膚炎患者における膿痂疹の特徴
検査
治療方針
3アトピー性皮膚炎に合併するカポジ水痘様発疹症(ヘルペス性湿疹)〈今福信一〉
カポジ水痘様発疹症とバリア異常
アトピー性皮膚炎に伴うKVEの特徴
アトピー性皮膚炎患者にカポジ水痘様発疹症を疑ったら
単純ヘルペスを同定する検査
アトピー性皮膚炎患者のカポジ水痘様発疹症:治療の考え方
アトピー性皮膚炎患者のカポジ水痘様発疹症:治療の実際
4真菌〈三原祥嗣〉
アトピー性皮膚炎と真菌の関係
体部白癬とは
治療中に生じる体部白癬
体部白癬を疑うポイント
体部白癬の治療
5痤瘡,毛包炎〈古谷喜義〉
毛包炎について
尋常性痤瘡について
マラセチア毛包炎について
具体例提示
6眼の合併症の見極めと対処法 〈天野博雄〉
アトピー性皮膚炎における眼の合併症とは
アトピー眼症(アトピー性眼瞼炎)の臨床
アトピー眼症(アトピー性眼瞼炎)の治療
シクロスポリン(ネオーラルⓇ)内服療法
COLUMN 苔癬化に対する説明と治療 〈田中暁生〉
以下、省略
