書名 |
がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き 2023年版 (第3版) |
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筆頭著者 |
日本緩和医療学会 ガイドライン統括委員会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-10225-4 |
発行年 |
2023年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 212頁 |
分類 |
臨床医学系/がん治療・緩和ケア |
価格 |
定価2,860円(本体2,600円 税10%) |

鎮静を実施する際のフローチャート、難治性の苦痛の治療アルゴリズム、鎮静の実証研究をレビューした図表の追加などの改訂を加えた。実臨床で役立つ待望の改訂版。

鎮静に関するよくある質問
I章 はじめに
1 目的
2 適応の注意
II章 手引きの要点とフローチャート
1 手引きの要点
2 治療抵抗性の耐えがたい苦痛が疑われた場合の対応についての基本的な考え方のフローチャート
III章 定義
1 用語の概念と定義
IV章 実践(1)治療抵抗性の苦痛に対する持続的な鎮静薬の投与を行う前に考えるべきこと
1 はじめに
2 苦痛に対する緩和ケア
3 苦痛に対する閾値をあげ人生に意味を見出すための基盤となるケア
V章 実践(2)治療抵抗性の苦痛に対する持続的な鎮静薬の投与
1 要件
2 相応性の判断
3 意図の確認
4 患者の意思確認の過程
5 チーム医療
6 実際の投与方法と評価・ケア
VI章 倫理的検討
VII章 法的検討
1 総論
2 各論
VIII章 背景知識
CQ 1 鎮静はどのように定義されているか
~
CQ 10 鎮静に関して家族はどのような体験をしているのか
研究方法・文献
IX章 開発過程
1 開発過程
2 開発者と利益相反
3 今後の検討点
資料
資料1 Integrated Palliative care Outcome Scale(IPOS)スタッフ版
資料2 Support Team Assessment Schedule 日本語版(STAS-J)症状版
資料3 緩和ケア用Richmond Agitation-Sedation Scale(RASS)日本語版
資料4 ミダゾラムの調整と評価方法の具体例
資料5 日本語版Critical-Care Pain Observation Tool(CPOT-J)
資料6-1 終末期せん妄による不穏/興奮に対する内服不可能時の対応例
資料6-2 終末期せん妄による不穏/興奮に対する内服不可能時の対応例
資料6-3 終末期せん妄による不穏/興奮に対する内服不可能時の処方例
資料7-1 終末期呼吸困難に対してオピオイド持続注射開始後、呼吸困難と意識のバランスを取りながら薬物療法を調整する方法
資料7-2 オピオイド持続注射開始、調節の具体例
索引