書名 |
エンド オブ ライフ ケア ―すべての人の命とくらしのために |
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筆頭著者 |
日本エンドオブライフケア学会・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-21041-0 |
発行年 |
2022年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 474頁 |
分類 |
臨床医学系/がん治療・緩和ケア |
価格 |
定価6,380円(本体5,800円 税10%) |
エンドオブライフケアの本格的テキスト できました!
日本エンドオブライフケア学会による,本格的なエンドオブライフケア・緩和ケアのテキスト!
がんでも肺炎でも認知症でも,家でも施設でも病院でも,小児でも高齢者でも,エンドオブライフ期にある人がさまざまな苦痛を抱いているという点に違いはありません.本書では,エンドオブライフ期にみられる各種症状とそれを緩和するための知識や技術,疾患軌道と予後予測,疾患や療養場所ごとの特性,症状や疾患を問わない治療やケア,適応と中止などの倫理的課題, 高齢がん患者や小児など特徴のある患者層などについて解説します.
「その人が最期まで最善の生を生ききる」ことを支えるために,緩和ケアや訪問診療・看護,高齢者医療・ケアなどに従事する専門職に必要な知識が網羅された一冊です.
Part 1 総 論
1.世界の緩和ケア・エンドオブライフケアの動向
2.わが国の緩和ケア・エンドオブライフケアはどうあるべきか
3.緩和ケアの原則 general principles
4.家族のアセスメントと支援
5.社会的苦痛
6.苦痛の評価
7.臨床倫理の基本的考え方
8.意思表明と選択プロセスを支える支援
コラム① 「意思決定支援」のガイドライン
PartⅡ 症状アセスメントとマネジメント
1.苦痛のアセスメントとマネジメント
2.嚥下障害,口腔の問題
3.カヘキシー(悪液質)とサルコペニア
4.呼吸困難,咳嗽
5.痰・分泌物への対応
6.疼痛マネジメント
7.倦怠感
8.食欲不振,悪心・嘔吐
9.腸管のマネジメント―便秘と下痢のコントロール―
10.排 尿
11.褥瘡,創傷
12.皮膚トラブル
13.浮 腫
14.発 熱
15.うつ病
16.不 安
17.せん妄
18.睡眠障害
PartⅢ 疾患の軌道学と予後予測
1.非がん疾患の病みの軌跡
2.疾患の予後予測
コラム② 緩和ケア導入の指標
PartⅣ 疾患別特性
1.心不全
2.非がん性呼吸器疾患
3.肺 炎
4.慢性腎不全
5.肝不全
6.神経難病
7.脳卒中
コラム③ 脳卒中慢性期の症状緩和の実際
8.認知症
9.老 衰
10.超高齢者とmultimorbidity
コラム④ HIV/AIDS
PartⅤ さまざまな場におけるエンドオブライフケア
1.ホームケア
A.在宅生活への移行のきっかけ
B.医療や療養場所の選択を支える
C.望む暮らし方を知る
D.症状マネジメントは必須
E.支援者間で情報と支援方針を共有する
F.日常生活動作の支援をする
G.本人と家族の相互の思いをくむ
H.血縁者・配偶者以外の「家族」や「家族同然の人」との時間を支える
I.家族だからできることを支える
J.自宅での看取りの特徴
K.看取りの準備とグリーフケア
2.コミュニティケア
A.「まち」をつくる―安心して暮らし続ける町を目指して―
B.人生100年時代を迎えて
3.施 設
A.大誠会グループの特徴
B.医療と介護の連携
C.Happy end of life care 終わりよければすべてよし
D.認知症のある方の人生の最終段階における医療とケアの選択
E.どう生きてきたかを知らなければ
F.家族への支援
G.生活の延長線上に人生の最期がある
4.救急・集中治療
A.救急現場における高齢慢性病患者に対する緩和ケアニーズの増大
B.救急部門における緩和ケア提供モデル(米国)
C.救急部門との緩和ケアの提携のバリアと両者の提携がもたらす利益
D.日本における救急と緩和ケアの協働への課題
E.ICUで必要となる緩和ケアとは?
F.ICUにおける治療差し控えや治療中止(米国)
G.日本における緩和ケアとICUの関わり
5.一般病棟など
A.一般病棟における高齢患者の特性と緩和ケア
B.リハビリテーション病棟での緩和ケア
C.療養病床における患者の尊厳とスピリチュアルペイン
D.療養病床における看護・介護スタッフの心のケア
PartⅥ Special issues in EOL care
治療・ケア関連
1.食支援
A.重度認知症/重度要介護高齢者の摂食機能
B.食べられなくなってきた時のアセスメント
C.認知症終末期の食支援のあり方―食べられなくなってきた原因へのアプローチの可能性―
D.認知症終末期の口腔ケアのあり方―Comfortな口腔へ―
E.終末期のその先を見越したアプローチ
F.最期まで口から食べるために
2.非がん疾患緩和におけるキードラッグ①オピオイド
A.非がん疾患の苦痛に対してのオピオイド使用の基本
B,呼吸困難 396
C.咳嗽・喀痰
D.疼 痛
E.オピオイドの代謝と腎不全・肝不全時の対応
F.健康保険上の取り扱い
3.非がん疾患におけるキードラッグ②向精神薬
A.抗精神病薬
B.抗うつ薬
C.抗不安薬
D.睡眠薬
倫理的諸問題 適応と中止
4.透析の非導入と中止
A.統計から見る透析中止
B.透析非導入・見合わせ,透析中止
C.慢性腎不全患者に対する意思決定支援と共同意思決定
D.事前指示,POLST,アドバンス・ケア・プランニング
E.透析導入,非導入,中止における臨床倫理的アプローチ
F.地域連携について
5.認知症を有する人への人工的水分・栄養補給のあり方
A.摂食嚥下困難に関する医学的判断の重要性
B.最終段階に人工的水分・栄養補給を行わないことは緩和ケア
C.日本老年医学会「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン―人工的水分・栄養補給の導入を中心として」の考え方
6.心不全のインターベンション
A.治療の適応と侵襲度
B.治療の導入および中止・差し控え
7.急性期における人工呼吸器の中止
A.米国での人工呼吸器中止決定までの手順
B.人工呼吸器中止の実際
C.筆者所属施設での現状
8.終末期の肺炎に対する抗菌薬治療の考え方
A.肺炎に対する抗菌薬治療は緩和ケア-非がん緩和ケアの原則-
B.肺炎に対する抗菌薬治療と倫理的ジレンマ
C.日本呼吸器学会「成人肺炎診療ガイドライン2017」
D.疾患終末期や老衰状態の判断のしかた
E.本人にとっての最善の考え方
F.COVID-19肺炎には特別な配慮
G.肺炎に対して抗菌薬治療を行わない選択
H.ガイドラインを支持するエビデンス
Special patient population
9.高齢がん患者に対する緩和ケア
A.高齢がん患者の特徴
B.高齢がん患者に対する緩和ケア
10.小児の緩和ケア
A.小児緩和ケアの対象となる病態
B.小児緩和ケアのニーズ
C.子どものトータルペイン
D.ショートブレイク(レスパイトケア)
E.死が避けられない子どもとのコミュニケーション
F.自然な死の受容の検討
G.死の看取り・死別後のケア
索 引
