書名 |
「ちょっと困った」から「発達障害かな?」まで トリプルP ―前向き子育て17の技術 (改訂第2版) |
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筆頭著者 |
加藤則子・他編(十文字学園女子大学教育人文学部幼児教育学科) |
その他著者等 |
柳川/敏彦 特定非営利活動法人Triple P Japan |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2539-1 |
発行年 |
2022年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 152頁 |
分類 |
保健・体育/母性保健、小児保健、育児学 |
価格 |
定価2,970円(本体2,700円 税10%) |
トリプルPは科学的有効性が証明されたペアレントトレーニング.5段階でコミュニケーション方法,問題行動対応を学ぶ.
執筆者一覧
序文
第Ⅰ部 子どもとの関わり方がよくなる17の技術
1 トリプルPとは 加藤則子
2 子育てが前向きであるということ 加藤則子
1 子育ての肯定的側面
2 前向き子育ての5原則
3 子どもの問題行動の原因は? 加藤則子
1 もって生まれた行動
2 伝わった情報に反応して起こる行動
3 とかく起こりがちな行動
4 気分や体調の影響
4 子どもの発達を促す10の技術 加藤則子
1 子どもとの建設的な関係をつくる
2 好ましい行動を育てる
3 新しい技術や行動を教える
5 問題行動に対応するための7の技術─単独で使うものではありません 加藤則子
6 17の技術を有効に使う 加藤則子
1 技術の応用こそトリプルPの底力
2 ロールプレイの魔力
3 テーラーメイドの育児技術
7 子育てをもっと楽しくするために─アドバイスのポイント 秋山千枝子
1 アドバイスの際の立ち位置
2 アドバイスの伝え方
3 「気づき」について
4 相談を継続してもらうために
5 連携をするということ
6 アドバイスの最後に
第Ⅱ部 やってみよう「前向き子育て」
1 トリプルPがもたらすさまざまな変化─保護者の声
A トリプルPグループワークを体験した保護者の声 澤田いずみ
1 7年続けて感じた「前向きな気持ち」のもつ力 ~長女と一緒に前向き子育て~
2 子育ては大変だ! みんなの支えとトリプルPで取り戻した娘の笑顔
3 困難だった海外生活 自分の軸となり家族を支えた前向き子育て
B トリプルPを体験した保護者の気づきと成長 鈴木裕美
1 セッション1で行う「行動日記」を実践して
2 セッション2で行う「子どもと話す」「子どもを褒める」を実践して
3 セッション3の「はっきりと穏やかな指示を与える」を実践して
4 前向き子育て5原則の「親としての自分を大切に」を実践して
5 発達障害をもつ子どもとトリプルP
6 HSCとトリプルP
2 トリプルPのやってよかった体験談─専門家の声
1 臨床心理士の立場から 白山真知子
2 小児科医の立場から 藤田一郎
3 看護職(教員)の立場から 澤田いずみ
4 地域での子育て支援実践を通じて 松岡かおり
3 ファシリテーターからの声 白山真知子
1 親も子どもも前向きな成長ができるトリプルP
「前向き子育てPirina」
2 ライフワークとの出会い
3 地域でつながる
4 行政でプログラムを続けることの喜び
第Ⅲ部 いろいろなペアレンティングプログラムのなかで
1 ペアレンティングの支援 加藤則子
1 さまざまなプログラム
2 ペアレントトレーニングのなかで
3 地域ベースの多段階介入
4 評価指標をもつ
5 特化型トリプルP
2 質の保証されたデリバリー 加藤則子
1 トリプルPの子育て技術
2 ファシリテーターになるためには
3 予防に力点─地域に浸透してこそ有効という考え方 加藤則子
1 地域で活用されるトリプルP
2 日本の地域での5段階介入の導入にあたって
3 トリプルPの予防効果
4 前向き子育てと自己統制
第Ⅳ部 トリプルPの予防効果
1 子ども虐待予防とトリプルP 柳川敏彦
1 子ども虐待とは
2 子ども虐待と発達障害
3 ペアレンティングの必要性
4 トリプルPの実践
5 トリプルPの評価(効果判定)方法
6 トリプルPの科学的根拠に基づく研究評価
7 トリプルPに参加するために
8 トリプルPの長所
2 非認知能力向上・ネット依存症予防 鈴木裕美
1 非認知能力とは
2 安定した愛着のつくり方
3 愛着形成とトリプルP
4 非認知能力とトリプルP
5 ネット依存症とは
6 トリプルPがネット依存症対策としてできること
索 引
