書名 |
実践グローバルヘルス ―現場における実践力向上をめざして |
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筆頭著者 |
日本国際保健医療学会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7644-0541-7 |
発行年 |
2022年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 256頁 |
分類 |
社会医学系/衛生・公衆衛生 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
本書は「国際保健医療学 第3版」の改訂版であり,今回の改訂にあたり時流に合わせて書名を「実践グローバルヘルス」と改題しました.
世界の健康問題の複雑化により,多分野・多職種による協働が欠かせません.グローバルヘルスとは,世界の人々の健康を守るための多分野にまたがった視点であり,本書では,グローバルヘルスを実践するために必要な基礎知識,実際の具体例などを盛り込みました.
第1章 グローバルヘルス総論
Ⅰ グローバルヘルスとは
Ⅱ プライマリヘルスケア
Ⅲ ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な
Ⅲ 開発目標(SDGs)へ
第2章 グローバル保健政策と健康の決定要因
Ⅰ グローバルヘルスにおける政策課題の変遷
1.ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
2.パンデミックと公衆衛生危機
3.ワンヘルス,エコヘルス,プラネタリーヘルス
Ⅱ 疾病負荷
1.世界の感染症
2.世界の非感染症
Ⅲ 健康の決定要因
1.健康の社会的決定要因と健康格差
2.健康の生態学的決定要因,プラネタリーヘルス
第3章 文化・社会的コンピテンシー
Ⅰ 医療人類学
Ⅱ ヘルスコミュニケーション
Ⅲ ダイバーシティ
Ⅳ グローバルヘルスの経済学
第4章 グローバルヘルス・ガバナンスと協調
Ⅰ グローバルヘルス・ガバナンス
1.グローバルヘルス外交
2.グローバルヘルス・リーダーシップ
Ⅱ グローバルヘルスの担い手と連携・協力
1.国際機関とその役割
2.二国間協力機関とその役割
3.市民社会とその役割
4.民間企業とその役割
5.大学・研究所とその役割
6.社会起業家・ソーシャルビジネスとその役割
第5章 プロジェクト・マネジメント
Ⅰ プロジェクト・マネジメント
1.研修マネジメント
2.情報システム管理
Ⅱ 事業評価
1.事業評価の基本的枠組み
2.応用例(JICAの事業評価)
3.グローバルヘルスの実践に必要な能力(事業評価)
Ⅲ 人材開発事業の事例から学ぶ
1.保健人材に関する基礎知識
2.事業の事例
3.ポストコロナの時代とグローバルヘルス実践に
3.必要な視点
Ⅳ 住民参加
1.コンセプト・基礎知識
2.事例(応用事例)
3.住民参加実践のためのコア・コンピテンシー
第6章 倫理と人権
Ⅰ 健康と人権
Ⅱ 人間の安全保障
Ⅲ 研究倫理
Ⅳ 移民の健康
第7章 実践に役立つ研究手法
Ⅰ 量的研究
Ⅱ 質的研究
Ⅲ 実装研究
