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書名

看護師・医療スタッフのための発達障害傾向のある子どもの診療サポートブック

筆頭著者

徳田克己・監(筑波大学医学医療系教授)

その他著者等

坪見/利香

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-2496-7

発行年

2020年12月

判型 / 頁数

B5判 / 110頁

分類

臨床医学系/小児科学

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

発達障害傾向のある子どもの保護者は,医療機関の受診に困っていると言います.看護師や医療スタッフが子どもとのかかわりに必要な知識と技術が具体的に書かれています.

目次

CONTENTS


はじめに

第1章 発達障害傾向のある子どもとは
① 診療場面でよくみる「発達障害傾向のある子ども」
 1) 待合室や診察室でじっとしていることができないケース
 2) 診察や処置をするときに大声で泣いて暴れるケース
 3) 成長するにしたがって診療できなくなったケース
 4) 保護者が “育てにくさ” を感じているケース

② 「発達障害傾向のある子ども」の主な特性
 1) 自閉症スペクトラム障害
 2) 注意欠如・多動性障害
 3) 知的障害
 4) 学習障害

③ 実際はいろいろな特性が重なり合っています
 1) Aくんの特性
 2) Bちゃんの特性
 3) Cさんの特性
 4) Dくんの特性

第2章 医療スタッフが知っておくべきサポートの心構え
① 子どもの「とまどい」を減らし,わかったを実感できるかかわり
 1) 診療場面における子どものとまどい
 2) 保護者の気づきや困り感
 3) 発達障害と診断されているかどうか

②診察や処置が受けやすくなるための言葉かけや工夫
 1) 子どもが理解しやすい言葉とは
 2) 一般的な小児科診療場面における基本テクニック

③ 診察や処置が終わったら
 1) 服薬
 2) 次回の診察への工夫

第3章 子どもが安心できる診療環境を整える
① 診療前の環境について見直してみましょう
 1) 駐車場
 2) 待合室
 3) トイレ

② 診察室・処置室の環境を見直してみましょう

第4章 明日からできる具体的な診療サポート
① 一般的な小児科診療
 1) 口の中を診察する
 2) 首周りの診察
 3) 胸や背中の聴診
 4) 鼻腔や咽頭粘膜のぬぐい液採取(減菌綿棒 〈スワブ〉 を用いた感染症の検査キット)
 5) 採尿
 6) 血圧を測る
 7) 注射・採血・輸液などの針を刺す行為
 8) X線検査
 9) 心電図検査
 10) CT・MRI検査

② 耳鼻咽喉科
 1) 耳鼻咽喉科の診療上の特徴と子どもがとまどうこと
 2) とまどいを減らすための工夫

③ 眼科
 1) 眼科の診療上の特徴と子どもがとまどうこと
 2) とまどいを減らすための工夫

④ 外科・整形外科
 1) 外科・整形外科の診療上の特徴と子どもがとまどうこと
 2) とまどいを減らすための工夫

⑤ 歯科・口腔外科
 1) 歯科・口腔外科の診療上の特徴と子どもがとまどうこと
 2) とまどいを減らすための工夫

⑥ うまく対応できなくても,次の診療サポートに役立つヒントがある
 1) 子どもが大暴れしたら(パニックを起こしたら)
 2) 子どもの体験を振り返り,要因を探る
 3) 次回の診療について保護者・医療者間で相談する
 4) それでもうまく対応できなかったら

第5章 保護者への対応
① 子どもを病院へ連れてきた保護者の気持ちを考えましょう
 1) 他の病院で診療を断られた経験がある
 2) 子どもの行動を注意されたことがある
 3) 子どもとのかかわり方がわからない

② 保護者の態度や様子を把握したうえで対応しましょう
 1) 子どもの状況を保護者がどこまで把握しているのかを理解する
 2) 保護者が医療者に何を求めているのかを把握する
 3) 子どもと同様に保護者にもこまめに声をかける
 4) 保護者に子どもの診療内容をわかりやすく伝える

③ 保護者が子どもとのかかわり方がわからない場合もあります
 1) 子どもの反応を共有して保護者の受け止め方を確認する
 2) 子どもの 「できた」 を認め,保護者に伝える
 3) 子どもが受ける診療・処置のお手本を示してもらう
 4) 子どもと同じ発達障害傾向のある保護者への対応

第6章 まわりの患者さんや保護者, 医療スタッフへの対応
① 具体的な対応について考えてみましょう
 1) 待合室での配慮
 2) 医師との連携
 3) 受付スタッフや他の医療スタッフとの連携

② 入院する場合の対応について考えましょう
 1) 子どもへの伝え方
 2) 保護者との協力
 3) 入院する医療機関(病棟)に伝えること

第7章 発達障害の診断後の支援
① 診断に至るまでの検査の流れ
② 保護者の気持ちと障害受容への過程
③ 診断を受けたときの保護者への対応
④ 看護師としての役割

著者・監修者紹介


 コラム
① 「ほめる」と「認める」
② 看護師の経験談─適切ではない対応から,どのように対応すべきかを説明する
③ 駐車場での事故例
④ 子どもにとって安全な環境の提案
⑤ 看護師の失敗談
⑥ 子どもの診断結果を保育者や家族にどう伝えればよいのかについて悩む保護者への対応