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書名

貧血に出会ったら やさしくわかる貧血の診かた

筆頭著者

萩原將太郎・編著

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1826-6

発行年

2020年4月

判型 / 頁数

A5判 / 208頁

分類

臨床医学系/内科一般

価格

定価4,070円(本体3,700円 税10%)

内容

日常診療で非常に頻度の高い「貧血」の、基礎知識から診断手順、外来・病棟・在宅での対応、マネジメントまでを、イラスト・図表を豊富に用いてわかりやすく解説。

目次

Part 1:貧血の診かた
01 貧血とは何か?
 1 貧血ってなに?
 2 貧血患者の診察ポイント
 3 血算データの見かた
 4 貧血の分類
02 小球性貧血の診かた
 1 小球性貧血の診察
 2 小球性貧血の鑑別診断
 3 小球性貧血の治療
03 正球性貧血の診かた
 1 正球性貧血の診察
 2 正球性貧血の鑑別診断
 3 正球性貧血の治療
04 大球性貧血の診かた
 1 大球性貧血の診察
 2 大球性貧血の鑑別診断
 3 大球性貧血の治療
05 溶血性貧血の診かた
 1 溶血性貧血の診察
 2 溶血性貧血の鑑別診断
 3 溶血性貧血の治療

Part 2:症例で学ぶ貧血診療のコツ
01 外来で出会う貧血
 1 よくあるパターンに潜む危険
 2 専門医へ繋ぐべき貧血
 3 産婦人科と貧血
02 病棟で出会う貧血
 1 徐々にHbが下がってきた理由
 2 薬剤性貧血
03 在宅で出会う貧血
 1 一人暮らし 自宅で治す貧血
 2 フレイルと低栄養
 3 慢性疾患による貧血


Part 3:貧血のマネジメント
01 輸血のきほん
 1 輸血とは?
 2 輸血検査
02 輸血の実際
 1 赤血球輸血の必要量
 2 輸血のガイドライン
03 貧血の食事指導
 1 鉄欠乏性貧血
 2 ビタミンと貧血
 3 微量元素欠乏と貧血
 4 低栄養による貧血
 5 食事指導の実際
04 貧血患者の薬剤マネジメント
 1 貧血の治療薬(EBMに基づく薬剤選択)
 2 薬物療法におけるモニタリング
 3 服薬指導
05 貧血患者のQOL向上のために
 1 鉄欠乏性貧血のマネジメント(鉄剤の適正使用)
 2 腎性貧血のマネジメント
 3 がん化学療法における貧血のマネジメント
 4 高齢者に起きる貧血のマネジメント

side memo
鉄代謝のメカニズム 網赤血球とは?
フェリチンとは?
造血不全のメカニズム 網赤血球産生指数を使ってみよう!
ヘプシジン ロンベルグ徴候 大球性貧血では,なぜ血球が大きくなるのか?
悪性貧血のメカニズム クームス試験とは?
再生不良性貧血の重症度分類
骨髄異形成症候群の診断と分類
血球貪食症候群の診断
栄養サポートチームについて
高地トレーニングと鉄剤の過剰摂取
関節リウマチとMTX
MTX 服用に伴う葉酸欠乏性貧血患者の服薬指導

advanced memo
① 造血とは何か?
② 赤血球の働き
③ TIBC, UIBCとは?
④ 鉄芽球性貧血とは?
⑤ RDWを活用しよう!
⑥ 慢性疾患に伴う貧血のメカニズム
⑦ DNA合成におけるビタミンB12と葉酸の働き
⑧ なぜビタミンB12欠乏症で神経障害が起きるのか?
⑨ 自己免疫性溶血性貧血でのヘモグロビン代謝
⑩ 寒冷凝集素症のメカニズム
⑪ 発作性寒冷ヘモグロビン尿症のメカニズム
⑫ 発作性夜間血色素尿症のメカニズム
⑬ サラセミアのメカニズム
⑭ その他の先天性溶血性貧血について
⑮ ABO式血液型とは?
⑯ Rh血液型とは?
⑰ 不規則抗体とは?
⑱ 経口・経腸栄養法と静脈栄養
⑲ HIF-PH 阻害剤とは?