書名 |
その呼吸器診療 本当に必要ですか? ―あるのかないのかエビデンス |
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筆頭著者 |
倉原 優・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03672-6 |
発行年 |
2019年1月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 336頁 |
分類 |
臨床医学系/呼吸器内科 |
価格 |
定価4,620円(本体4,200円 税10%) |
悩める日常の呼吸器診療を助ける29のエビデンスと最適解
呼吸器領域の日常臨床で、正論だと思われている診療の常識に対し、果たしてその診療は本当に必要なものなのか、ひょっとしたら不要ではないのかといったグレーゾーンの29テーマをピックアップして、著者らしい切り口で論を展開している。エビデンスに基づき、終末期医療など様々な意見が共存するテーマについても現状の知見やデータを提示する。臨床現場で悩める若手呼吸器科医、内科医、ジェネラリストに向け、今後の診療において進むべき道筋を照らす1冊。
第1章 呼吸器一般
1.すべての呼吸器疾患の患者さんに対する全力聴診
2.自然気胸に対する脊髄反射的胸腔ドレナージ
3.気管支鏡後の発熱に対する盲目的抗菌薬
4.とにかくネーザルハイフローに頼ること
5.人工呼吸器装着意思決定の患者サイドへの丸投げ
6.電子たばこによる禁煙
7.非呼吸器疾患を合併する呼吸器疾患患者さんの6分間歩行試験
第2章 感染症
8.患者満足度向上のためのかぜ症候群に対する抗菌薬
9.市中肺炎の全例に非定型病原体をカバーする
10.市中肺炎をみたときクラミドフィラを鑑別の上位に入れること
11.排菌陰性化から1年時点での非結核性抗酸菌症の治療終了
12.とりあえずアスペルギルス抗体
13.CRP測定とクリアカット思想
14.高齢者に対するインターフェロンγ遊離アッセイ
第3章 閉塞性肺疾患
15.高額な喘息治療
16.吸入指導ができない医師の吸入薬処方
17.超高齢者の吸入治療
18.盲目的トリプル吸入療法
19.喘息発作/COPD増悪時の全身性ステロイド漸減
第4章 間質性肺疾患
20.外科的肺生検でしか診断がつけられない呼吸器疾患に対する気管支鏡
21.慢性間質性肺疾患に対する盲目的プレドニゾロン+免疫抑制剤
22.特発性肺線維症の超厳格な診断
23.間質性陰影のある患者さんに対する絨毯爆撃的自己抗体採血
24.高齢者の間質性肺疾患を積極的に診断する
25.慢性好酸球性肺炎に対する長期ステロイド治療
26.慢性過敏性肺炎における疑わしき抗原の全回避
第5章 肺がん
27.好中球減少時の生もの禁止
28.終末期がん患者の血糖測定とインスリン
29.肺がんの維持療法を永遠に続ける
column
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索引
