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書名

使える病院BCP

筆頭著者

佐々木 勝・著

出版社名

新興医学出版社

ISBNコード

ISBN978-4-88002-783-8

発行年

2019年7月

判型 / 頁数

B5判 / 112頁

分類

臨床医学系/救急医学

価格

定価3,630円(本体3,300円 税10%)

内容

いつ災害に巻き込まれてもおかしくない現代で、本当に役立つ「病院BCP」とは? 救急・災害医療のスペシャリストであり、都立病院院長も経験した著者だからこそ伝えられるBCP/BCMのポイントが満載。殺到する傷病者に不足する医療資源という困難な状況でも、地域・住民の支えとなる医療機関であり続ける方法がここにある。

目次

第1章 BCP/BCMの原則とは
 1-1 BCPとこれまでの災害対応の違い
 1-2 従来型災害訓練の課題
 1-3 BCPの原則と目的
 1-4 BCP/BCMの訓練
 1-5 BCP開発過程における実際的な訓練方法
 1-6 ビジネスインパクト分析
 1-7 Surge capacity
 1-8 Surge capacityの検討と災害時の倫理
 Column 「倫理観」あるいは「倫理感」

第2章 BCP策定のポイントと病院のライフライン
 2-1 BCPの定義と策定の基本ステップ
 2-2 優先業務検討の一例 ~検査室~
 2-3 BCPの実践(発災時)
 2-4 病院のlogistics
 2-5 ライフラインの具体的課題検討分析
 2-6 災害時のデマ・流言
 Column 医療の継続からみた耐震・免振

第3章 BCP/BCMにおける訓練の意義
 3-1 BCP/BCMにおける訓練の意義
 3-2 優先業務選定につながる二次元展開法
 3-3 コンフリクトゲームとクロスロードの相違
 3-4 急性期を想定したコンフリクトゲーム
 3-5 亜急性期から発災30日後までのコンフリクトゲーム
 3-6 診療継続と資源制限のシミュレーションゲーム
 3-7 部門別のBCPコンピュータシミュレーションゲーム