書名 |
産科危機的出血への対応 |
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筆頭著者 |
関 博之・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-1760-3 |
発行年 |
2019年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 216頁 |
分類 |
臨床医学系/産科婦人科学 |
価格 |
定価7,700円(本体7,000円 税10%) |
出血のメカニズムから対処法まで,現場で対応するための実践書。一次施設には病状の進行を予想した対処法,高次医療機関には妊婦の特殊性を理解した上での適切な対処法を解説。
1 産科危機的出血の疫学
母体死亡の原因
産科危機的出血への対応指針2017
産科DIC スコア
産科危機的出血と診断するための出血量の目安
2 凝固線溶系の基礎知識
凝固系のしくみ
凝固制御系のしくみ
線溶系のしくみ
凝固線溶系とカリクレイン・キニン系
3 妊婦の循環動態の特殊性
循環血液量の増加
凝固の亢進と線溶の抑制
側副血行路の発達
4 産科危機的出血の特殊性
希釈性凝固障害
消費性凝固障害
出血量の評価
血管虚脱
5 産科危機的出血の原因疾患
産道損傷
弛緩出血
常位胎盤早期剥離
前置胎盤
子宮内反症
羊水塞栓症
6 産科危機的出血の止血法
薬物療法
外科的処置
7 産科危機的出血への輸血療法
産科危機的出血に対する輸血療法の特殊性
POCT(point of care testing)
フィブリノゲンの補充療法
その他の血液製剤
8 異型適合血輸血
濃厚赤血球
新鮮凍結血漿(FFP),濃厚血小板
9 産科麻酔
鎮静・鎮痛
酸素投与
気道確保とバッグ・マスク換気
アシドーシス・低体温・電解質異常の補正
循環血液量を維持するための輸液とモニタリング
REBOA
10 産科領域における貯血式自己血輸血の利点と限界
自己血輸血とは
適切な貯血量
11 産科危機的出血の搬送システム
