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書名

看護・介護現場のための 高齢者の飲んでいる薬がわかる本

筆頭著者

秋下雅弘・著

その他著者等

著:長瀬 亜岐

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-03693-1

発行年

2018年10月

判型 / 頁数

A5判 / 208頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/老年看護・認知症

価格

定価2,420円(本体2,200円 税10%)

内容

「風邪薬で尿閉?」「鎮痛薬で腸管穿孔?」「食べられていないのに薬がこんなに……多すぎない?」。 “フタを開けてみれば、なんと薬が原因だった”という高齢者ならではのアクシデント事例をベースに、「なぜこんなことに+どうすればいいか」をプラクティカルかつ平易に解説。高齢者ケア現場にいるすべての人が知っておきたい、“命と生活を守る”厳選13テーマ。

目次

はじめに
本書の読みかた

1 ポリファーマシー(多剤服用による害)
   6種類以上、飲んでいませんか?
   ただし「処方されている薬=飲んでいる薬」とは限らない。
2 鎮痛薬の長期服用
   思わぬ有害事象で救急搬送!? 慢性疼痛をかかえる高齢者は多い。
3 せん妄の要因となる薬
   せん妄の対応に薬はNG。認知症との見分けも含め、リスクを把握したい。
4 睡眠薬の使い方
   機序を理解して、必要時だけうまく利用する。
   ベンゾジアゼピン系薬剤は避けたい。
   FAQ
5 抗コリン作用のある薬
   予期せぬところで全身の不調を招く。
   さまざまな領域の薬に抗コリン作用があることを知っておきたい。
6 循環器疾患に使われる薬
   病態に応じた利尿薬の調整が必要。若い人と同じようには考えられない。
7 腎排泄の薬
   高齢者は腎機能が低下しているため蓄積しやすい。
   有害事象は早期に察知したい。
   FAQ
8 糖尿病治療薬
   血糖コントロールは生活とのバランスが必須。
   薬物治療はシンプルにしたい。
   FAQ
9 嚥下にかかわる薬
   意識レベルと嚥下機能はかかわりが深い。
   呼吸・嚥下機能と「薬」を結び付けてケアしたい。
10 免疫抑制作用のある薬
   適応が増えてきている。感染予防を忘れずに。
11 漢方薬
   有害事象がないわけではない。
   生死にかかわる問題へと発展する有害事象を知っておきたい。
12 早すぎる薬剤評価に注意
   飲んですぐ効くとは限らない。効果の出方を予測し、
   処方意図を踏まえて観察したい。
13 環境の変化に注意
   季節、病床、住環境で薬の反応や役割は変わる。
   その人の最善を考え、チーム全員で薬を見直し、整理したい。

column
■ 薬物有害事象と薬の副作用の違い
■ 合剤の意義
■ 薬剤師って外来にいますか?
■ ちょっと待って! その薬、本当に使っても大丈夫?
■ ケア現場で共通の客観的指標を設けているか
■ ブロチゾラムの盲点
■ 転倒を減らすためのある病院の取り組み
■ 習慣性のあるベンゾジアゼピン系睡眠薬は変更しにくい
■ 高齢入院患者の有害作用発現率は6~15%
■ 物忘れ外来、まずは薬による影響を除外する
■ 心不全パンデミック!?
■ 高齢者の塩分制限
■ 気づいていますか? 最近、高齢者に処方されなくなった薬
■ 知っておきたい高齢者の非典型的徴候
■ 低血糖発作に備えたID カード
■ コンビニでバナナ、悪いこと?
■ 「食べられるようになってもらいたい」は人生を支援すること
■ 薬効だけでなく剤形にも着目
■ 在宅こそ注意
■ 勤務体制の都合で「効かない」と言ってしまっていませんか
■ 糖尿病の悪化時期には地域差がある
■ 院内処方薬の事情
■ 薬剤師をどんどん活用してみよう!