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書名

早期胃癌がみえる!見落とさない! 胃内視鏡検査・診断に自信がつく本

筆頭著者

後藤田卓志・他編著

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1763-4

発行年

2018年11月

判型 / 頁数

A4判 / 248頁

分類

臨床医学系/消化器内科

価格

定価8,360円(本体7,600円 税10%)

内容

早期胃癌診断学のエッセンス+トレーニング問題61症例!
•ピロリ除菌治療の保険適用が拡大されてから、胃粘膜の見え方は多様性を帯びるとともに、胃内視鏡検診も導入された今日にあって、その検査・検診の機会はますます増えてきている
•こうした背景のもとに、本書では、胃内視鏡検査・診断に関する知識を新たにまとめ上げ(第1章+関連知識)、胃粘膜を見る目・早期胃癌を拾い上げるための勘所を養うためのトレーニング問題を充実させた(第2章)
• 胃内視鏡検査において漫然とした「観察」状態から「探す」意識に視点が変わり、早期胃癌を的確に見極め、拾い上げ、質的診断まで自信をもって行うために必要なすべてが,この1冊に集約されている

目次

第1章:胃内視鏡検査・診断の基本
1.検査と診断のコツ
 1-1 胃の生理学
 1-2 胃癌の拾い上げに役立つ胃粘膜所見
 1-3 臨床における「胃炎の京都分類」の意義と使い方
 1-4 リスク層別化を考慮した観察のコツ
 1-5 ピロリ陰性胃癌の診かた?ピロリ未感染胃癌と除菌後胃癌
 1-6 見落としの少ない内視鏡の操作手順とコツ
 1-7 拡大観察の基礎知識
<関連知識>
 ・ ピロリ感染と胃癌発癌
 ・ 対策型胃がん検診における胃内視鏡検診の目的と意義
 ・ 早期胃癌典型例でのNBI・BLI画像の比較

2.検査前のポイント
 2-1 今だから必要な検査前の問診
 2-2 標準的な前処置法(咽頭麻酔や鎮痙剤の使用適応まで)
 2-3 抗血小板抗凝固の新ガイドラインを考慮した生検
 2-4 鎮静剤の使用について(ガイドラインに準ずる)
 2-5 経鼻内視鏡と経口内視鏡の選択について
<関連知識>
 ・ 内視鏡検査におけるガイドラインと偶発症および医師の責任
 ・ 偶発症と対応

第2章:胃内視鏡検査・診断トレーニング問題
症例1―61
<関連知識>
 ・ Eカドヘリン遺伝子異常胃癌
 ・ LCIの有用性
 ・ ピロリ除菌後のPPI長期使用における異時性胃癌
 ・ EBウィルス関連胃癌