書名 |
走る、泳ぐ、ダマす アスリートがハマるドーピングの知られざる科学 |
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筆頭著者 |
西 勝英・訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7653-1757-3 |
発行年 |
2018年9月 |
判型 / 頁数 |
四六判 / 412頁 |
分類 |
臨床医学系/スポーツ医学、運動器 |
価格 |
定価2,970円(本体2,700円 税10%) |

生化学と歴史、そして文化の3つの角度から、スポーツにおける「ズルの科学(ドーピング)」を捉える画期的なサイエンスエッセイ。
血液ドーピングはどのように摘発されるのか、ステロイドはどのように筋肉を強化するのか、昨今噂される遺伝子ドーピングは検出可能だろうか? スマートドラッグはスポーツパフォーマンスにも反映される?などドーピングについての科学的な側面からだけでなく、古代オリンピック以来のスポーツ文化から競技者の精神史、あるいはパフォーマンス強化薬と製薬業界のつながりまで、生化学者として人工血液の研究を専門とするクリス・クーパー(エセックス大学)が世間を騒然とさせたドーピング・スキャンダルに触れながら多面的に考察している。

ペーパーバック版への緒言
はじめに――2つのレースの物語
第1章 序―― はじめに
第2章 ヒトのパフォーマンスの限界
第3章 エンジンを稼働する――食物
第4章 エンジンを動かす――酸素
第5章 筋肉を増やせ
第6章 ステロイドと筋肉強化薬の将来
第7章 興奮薬
第8章 遺伝子ドーピング
第9章 ズルとは何か?
第10章 ごまかす者を捕まえる――ドーピング摘発
第11章 最終章
参考図書
訳者あとがき