書名 |
股関節理学療法マネジメント ―機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く ≪理学療法マネジメント≫ |
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筆頭著者 |
永井 聡・他編 |
その他著者等 |
編集:対馬 栄輝 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-1910-2 |
発行年 |
2018年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 368頁 |
分類 |
リハビリテーション/理学療法 |
価格 |
定価6,160円(本体5,600円 税10%) |

関節の機能障害に対する評価・解釈・アプローチ法を詳細に解説する『理学療法マネジメント』シリーズ(全5冊)。
本書では股関節における機能障害として,股関節の疼痛,股関節の可動性障害,股関節の不安定性,股関節の筋機能不全を取り上げ,評価法や評価結果の解釈の仕方,理学療法アプローチについてエビデンスを交えながら詳細に解説。また,それぞれの障害についてケーススタディも併せて掲載し,臨床実践するうえでのポイントや判断,実際の理学療法について解説している。
また,股関節に対する他部位からの影響は知っておくべき知識のため,足部・足関節,膝関節,腰部・骨盤帯,胸郭からの影響の評価と理学療法をそれぞれ解説した。
機能障害を的確に見つめ理解することで,限られた期間でも効果的で計画的なリハビリテーションを実施する「理学療法マネジメント能力」を身に付けられる1冊。

Ⅰ章 股関節理学療法の概要
1 股関節障害に対する理学療法の考え方 対馬栄輝
2 股関節の機能解剖とバイオメカニクス 山﨑 敦
Ⅱ章 リスク管理と病期別マネジメント
1 病態を知る 前田昭彦
2 手術特性を知る 前田昭彦
3 病期別マネジメント 永井 聡
Ⅲ章 機能障害別マネジメント
A 局所を中心とした評価と理学療法 −障害の主要因をどのように評価し,どのような理学療法を行うか−
1 股関節の疼痛 相澤純也
2 股関節の可動性障害 南角 学
3 股関節の不安定性 立石聡史
4 股関節の筋機能不全 室伏祐介・加藤 浩
5 高齢者における股関節疾患の評価 常盤直孝
B 他部位からの影響の評価と理学療法 −影響発生源をどのように特定するか−
1 足部・足関節機能からの影響の評価と理学療法 岩永竜也
2 膝関節機能からの影響の評価と理学療法 家入 章
3 腰部・骨盤帯機能からの影響の評価と理学療法 湯田健二
4 胸郭からの影響の評価と理学療法 石田水里
Ⅳ章 機能障害別ケーススタディ
A 局所を中心とした評価と理学療法
1 股関節の疼痛 森田融枝
2 股関節の可動性障害 平尾利行
3 股関節の不安定性 奥村晃司
4 股関節の筋機能不全 木下一雄
B 他部位からの影響の評価と理学療法
1 足部・足関節機能からの影響の評価と理学療法 石羽 圭
2 膝関節機能からの影響の評価と理学療法 宮城島一史
3 腰部・骨盤帯機能からの影響の評価と理学療法 金 誠煕
4 胸郭からの影響の評価と理学療法 上原 徹
Ⅴ章 患者教育(セルフマネジメント)
1 早期退院のニーズにあったプログラム指導 二宮一成
2 多角的要因を踏まえて行動変容を促すポイントと実際 原 弘明
3 高齢による退院後の生活(転倒予防など) 楫野允也