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書名

図解 薬剤学 (第6版) ≪みてわかる薬学≫

筆頭著者

山下伸二・他著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-77836-1

発行年

2018年9月

判型 / 頁数

B5判 / 664頁

分類

薬学/医療系薬学/薬物動態

価格

定価8,250円(本体7,500円 税10%)

内容

第十七改正日本薬局方に対応! コアカリ平成25年度改訂版に合わせて情報を更新! 豊富な図表とわかりやすい文章が1対1対応しており,第1編「医薬品の物性と物理薬剤学」では基礎的原理を記述し,第2編「医薬品の体内動態と薬物動態学」では生物薬剤学に関連する項目を中心に,生体内における薬物動態を正しく学習できるよう記述した.

目次

◆ 薬学教育モデル・コアカリキュラム対応表

第1編 医薬品の物性と物理薬剤学

1章 薬剤学総論
 A 薬剤学と薬学教育モデル・コアカリキュラム
 B 医薬品
 C 日本薬局方,製剤総則の剤形と定義

2章 溶解現象と溶液
 A 溶液と溶解
 B 溶解度
 C 溶解速度
 D 膜透過速度
 E 溶解補助
 F 溶液の性質

3章 薬物の安定性
 A 反応速度論
 B 医薬品の安定性に影響する因子
 C 医薬品の安定化

4章 粒子と粉体
Ⅰ粒子の性質
 A 粒子径の測定
 B 平均粒子径と粒度分布
Ⅱ粉体の性質
 A 充填性
 B 粉体の付着・凝集性と流動性
 C 粉体のぬれ
 D 粉体の吸湿性
 E 共融混合物
 F 粉体の混合性

5章 分散系
 A 界面の性質
 B 界面活性剤の構造と分類
 C 界面活性剤溶液の性質と作用
 D 代表的な分散系

6章 レオロジー
 A 弾性および粘性
 B 粘弾性
 C 非ニュートン流動
 D チキソトロピー
 E レオロジーの測定
 F 製剤のレオロジー
 G 製剤用高分子

7章 ドラッグデリバリーシステムと新しい製剤
 A ドラッグデリバリーシステムの分類
 B 放出制御を目的とした製剤
 C 標的指向を目的とした製剤
 D 薬物の化学修飾


第2編 医薬品の体内動態と薬物動態学

1章 生体膜透過
 A 生体膜の構造
 B 薬物の生体膜透過機構

2章 薬物の吸収
 A 薬物の投与部位
 B 薬物の消化管吸収
 C 消化管以外からの薬物吸収

3章 薬物の体内分布
 A 薬物の分布に影響を及ぼす要因
 B 見かけの分布容積
 C 薬物の脳への分布
 D 薬物の胎児への分布

4章 薬物の代謝
 A 薬物代謝が薬効に及ぼす影響
 B 薬物代謝反応の部位
 C 薬物代謝酵素
 D 薬物代謝能の評価
 E 薬物代謝の様式
 F 薬物代謝に影響を及ぼす因子
 G 薬物代謝酵素の誘導と阻害

5章 薬物の排泄
 A 腎排泄
 B 胆汁中排泄
 C 尿・胆汁以外からの排泄

6章 薬物動態学
 A コンパートメントモデル
 B 線形1-コンパートメントモデル
 C 線形2-コンパートメントモデル(血管内急速投与の場合)
 D くり返し投与(連続投与)
 E モーメント解析法
 F クリアランスの概念と生理学的薬物動態学
 G 非線形速度論

7章 薬物動態の変動要因
 A 吸収過程における影響因子
 B 分布過程における影響因子
 C 代謝過程における影響因子
 D 排泄過程における影響因子
 E 薬物動態に及ぼす遺伝的因子の影響
 F 薬物動態に及ぼす成長・加齢の影響
 G 薬物動態に及ぼす妊娠の影響
 H 薬物動態に及ぼす疾患の影響

8章 薬力学とトキシコキネティクス
 A 薬理効果の速度論と薬力学
 B 薬力学的相互作用
 C トキシコキネティクス

9章 医薬品のバイオアベイラビリティと有効性評価・治療薬物モニタリング
 A バイオアベイラビリティ(生物学的利用能)
 B 生物学的同等性
 C 初回通過効果
 D バイオアベイラビリティに影響を与える因子
 E 治療薬物モニタリング

参考図書

索 引