書名 |
サーカディアンリズムと睡眠 |
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筆頭著者 |
千葉 茂・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-777-7 |
発行年 |
2018年8月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 196頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価6,050円(本体5,500円 税10%) |
人は通常、朝に目覚め、夜に眠るなど、地球の昼夜変化に合わせた生活を営んでいる。この地球の自転周期に合った約24時間周期のリズム“サーカディアンリズム”は睡眠・覚醒のほか、血圧や神経活動、ホルモン分泌などにもみられ、生命活動を営むうえで重要な役割を担っている。
サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害により、睡眠・覚醒リズムが、ほかの生体リズムや昼夜の環境変化からずれてしまうと、不眠や日中の眠気などの心身の不調が起こり、さらには不登校や重大な事故を引き起こす可能性もある。
本書はサーカディアンリズム発振のメカニズムや、サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の検査・治療、さらにはサーカディアンリズムを利用した時間治療までを網羅している。最新の知識・情報を「サーカディアンリズム」と「睡眠」のエキスパートが丁寧に解説した。
第1部 ベーシックリサーチ
1 概日時計と睡眠・覚醒リズム (本間研一)
2 サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の中枢神経機構 (本間さと)
第2部 クリニカルリサーチ
1 現代社会と睡眠 (千葉 茂)
2 診断・治療をめぐって
①基礎知識─睡眠・覚醒の神経機構 (千葉 茂)
②睡眠障害の検査法 (黒須結唯、千葉 茂)
③睡眠障害の分類と診断 (千葉 茂)
④治療 (千葉 茂)
3 サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の疫学 (土井由利子)
4 サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害の各病型 (北島剛司)
5 サーカディアンリズム睡眠・覚醒障害と精神疾患 (田ヶ谷浩邦)
6 子どものサーカディアンリズムと睡眠
①発達に伴うサーカディアンリズムと睡眠 (谷池雅子)
②子どもにみられるサーカディアンリズム睡眠・覚醒障害 (松澤重行)
7 高齢者のサーカディアンリズムと睡眠
①サーカディアンリズムと睡眠の加齢変化 (三島和夫)
②認知症・せん妄の睡眠障害 (田村義之、千葉 茂)
8 サーカディアンリズムと身体疾患 (三浦 淳)