療養者がその人らしい生活を送れる地域医療を実現するため，看護職が「いつ」「どこで」「誰が」具体的に何をすべきなのかを整理した概念モデルと実践を事例を通して解説．

【第1章　生活と医療を統合する看護を必要とする背景】
　1　地域包括ケアシステムにおける看護師の役割
　2　生活と医療の統合とは：看護実践における思考過程の再考
【第2章　継続看護マネジメント（CNM）の概要】
　1　継続看護マネジメント（CNM）とは
　2　継続看護マネジメント（CNM）の概念構造
【第3章　継続看護マネジメント（CNM）の事例】
　イントロダクション
　［事例1］　慢性疾患とともに生きる一人暮らし高齢者への支援
　［事例2］　心疾患をもつ人への支援
　［事例3］　認知機能障害のある人への支援
　［事例4］　認知症をもつ人への支援
　［事例5］　頸髄損傷者と家族への支援
　［事例6］　ALS患者と家族への支援
　［事例7］　多系統萎縮症の療養者と家族の支援
　［事例8］　がん終末期にある人への支援
　［事例9］　神経難病の人への支援
　［事例10］　希少難治性疾患の小児と家族への支援
　［事例11］　統合失調症の人への支援
　［事例12］　慢性腎不全患者への支援
　［事例13］　がん終末期にある一人暮らし高齢男性への支援
　［事例14］　解離性障害のある胃がん（スキルス）終末期の20歳女性への支援
【第4章　継続看護マネジメント（CNM）の展開方法】
　1　看護基礎教育に「継続看護マネジメント」を導入して
　2　継続看護の考え方を基本とした多職種連携