書名 |
現場が伝える 言語聴覚士の生活期リハビリテーション |
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筆頭著者 |
森田秋子・編著 |
その他著者等 |
中橋聖一 編著/伊藤梓 村瀬文康 村瀬友一 編集協力/芦田彩 大島規世子 飼沼慎平 小林瑞穂 橋本愛 山本徹 執筆 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-26564-2 |
発行年 |
2018年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 170頁 |
分類 |
リハビリテーション/言語聴覚 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |
生活期リハの観点から言語聴覚士に求められる考え方の軸を明確にして,利用者に対し,「なぜ」「何を」「どのように」実施するのか,豊富な事例をもとに解説.
【第1章 どうなっていく? 生活期ST】
1.社会情勢とST
2.生活期とST
3.生活期リハにおける疾病・病期モデル
4.生活期リハにおける家族の重要性
【第2章 どうやって考える? 生活期ST】
1.生活期STの進め方─情報収集から,目標設定,リハプログラム立案まで─
2.目標設定の具体例─“真のニーズ”に沿って目標を再設定したことで生活の拡大を図れた事例─
【第3章 どんな形がある? 生活期ST】
1.通所ST
2.通所STの活用─退院直後に機能回復と生活援助を行った事例─
3.訪問ST
4.通所STと訪問STの併用─通所のみの利用から,自宅生活での能力拡大・活動性向上のため訪問も併用した事例─
【第4章 すべての利用者の認知機能の評価】
1.生活期における認知機能のとらえ方
2.認知機能評価の重要性─認知機能の変化に合わせて本人・家族に対応したことで,本人の生活拡大につながった事例─
【第5章 これからの生活期失語リハ】
1.失語症に対する生活期ST
2.失語症に対する通所STでの介入例─発症早期にリハに拒否的だった人の回復を支えた事例─
3.失語症に対する訪問STでの介入例(1)─描画の活用により伝達能力・意欲の拡大を図った重度失語症事例─
4.失語症に対する訪問STでの介入例(2)─発症9年後に初めて言語リハを行った事例─
5.失語症者の心理とSTの果たすべき役割
【第6章 これからの生活期摂食嚥下リハ】
1.摂食嚥下障害に対する生活期ST
2.摂食嚥下障害患者に対するリスク管理
3.摂食嚥下障害患者に対する栄養手段の選択
4.摂食嚥下障害に対する通所STでの介入例─退院直後から機能回復と生活を支えた事例─
5.摂食嚥下障害に対する訪問STでの介入例─経管栄養のまま自宅退院した患者に対し,経口摂取再開を支援した事例─
6.コミュニケーション場面としての摂食嚥下リハ─重度の意識障害を伴う進行性疾患患者と家族を支援した事例─
【第7章 これからの生活期STの拡がり(1)】
1.進行性疾患に対する生活期ST─誤嚥リスクを見極めつつ経口摂取期間の長期化を目指した事例─
2.生活期における復職支援
3.生活期における介護予防─軽度認知機能低下(MCI)の進行を予防して生活の安定化を図った事例─
【第8章 これからの生活期STの拡がり(2)】
1.小児に対する訪問ST
2.小児に対する訪問STでの介入例─親を支援し,連携して,コミュニケーションの拡大と学習を進めた事例─
【第9章 今後に向けて】
1.変わろう!回復期!!─退院後に回復の継続が見込まれた摂食嚥下障害事例─
2.地域に出よう!地域と連携しよう!!