薬学部向けの有機化学のスタンダードな教科書．初学者がつまずきがちな項目について，図表を多く用いて丁寧に解説している．また，例題や節末問題，章末問題も豊富に配し，理解度の確認ができるよう工夫している．実生活や臨床とのつながりを意識したコラムも掲載．初学者が抵抗感なく興味をもって有機化学の勉強に入れる一冊．

【主要目次】
Chapter1　構造と化学結合
Chapter2　極性共有結合，官能基，酸と塩基
Chapter3　IUPAC命名法の基礎
Chapter4　有機反応の基礎
Chapter5　芳香族化合物（性質）
Chapter6　芳香族化合物（反応）
Chapter7　アルカンとシクロアルカン
Chapter8　立体化学
Chapter9　ハロゲン化アルキル
Chapter10　アルケンとアルキン
Chapter11　ラジカルの構造と反応
Chapter12　アルコール，エーテル，チオール
Chapter13　フェノール
Chapter14　カルボニル基：酸化還元と有機金属
Chapter15　共役不飽和化合物
Chapter16　アルデヒドとケトン
Chapter17　カルボン酸と関連化合物
Chapter18　カルボニル基のα置換と縮合反応
Chapter19　アミンと複素環
本書における薬学教育モデル・コアカリキュラム対応一覧
索引