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書名

ブラッシュアップ神経症候 ―診察と診断のステップを究める

筆頭著者

鈴木則宏・編

その他著者等

清水利彦/伊東大介/吉崎崇仁/佐々木貴浩/高橋愼一/鈴木重明/柴田 護/岩下達雄/海野佳子/小堺有史/安富大祐/三宅晃史/高橋一司/伊澤良兼/長田高志/中原 仁/大木宏一/

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-32816-7

発行年

2018年5月

判型 / 頁数

B5判 / 322頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価6,820円(本体6,200円 税10%)

内容

多彩な神経症候から確定診断に至る「診断手順」について,症候それぞれの概念とメカニズム,診断と評価について図表を盛りこみ分かり易く精緻に解説した.

目次

目 次

神経症候と神経診察〈清水利彦〉
 I.神経症候
 II.神経診察
  A.意識・精神状態
  B.言語
  C.利き手
  D.脳神経
  E.運動系
  F.感覚系
  G.反射
  H.協調運動
  I.髄膜刺激徴候
  J.脊柱
  K.姿勢
  L.自律神経
  M.起立,歩行

神経症候 1.物忘れ〈伊東大介〉
 I.物忘れ
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.症候の種類と解釈および診察の方法
  C.鑑別診断
 II.失行の診察
 III.失認の診察
 IV.前頭葉症状の診察

神経症候 2.しゃべりにくい,のみこみにくい〈吉崎崇仁〉
 I.構音障害
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.神経学的診察の方法
  C.症候の種類と解釈
   1.構音の3要素
   2.構音を司る部位
  D.鑑別診断─構音障害がみられる疾患
 II.嚥下障害
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.嚥下障害の診察
  C.症候の種類と解釈
   1.嚥下の中枢
   2.嚥下障害の症状
  D.補助的テストおよび検査─嚥下障害に対する各種テスト
  E.嚥下障害の鑑別

神経症候 3.言葉がでない〈吉崎崇仁〉
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.診察の方法
  C.症候の種類と解釈
   1.言語の中枢
   2.失語の症状
   3.失語の鑑別
   4.右半球での失語
   5.その他特別な言語障害
   6.失語がみられる疾患

神経症候 4.ものが見にくい〈佐々木貴浩〉
 I.視力低下
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.神経学的診察の方法
  C.症候の種類と解釈
  D.補助的検査
  E.鑑別診断─視力低下を示す主な疾患
 II.視野障害
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.神経学的診察の方法
  C.症候の種類と解釈
  D.補助的検査
  E.鑑別診断
   1.障害部位に基づく検討
   2.視野障害を呈する主な疾患

神経症候 5.ものが2つに見える〈高橋愼一〉
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.診察の方法
   1.眼位
   2.眼球運動
   3.瞳孔径,対光反射
   4.輻輳調節反射,近見反射
   5.眼瞼下垂
  C.症候の種類と解釈および鑑別診断
   1.動眼神経
   2.滑車神経
   3.外転神経
   4.垂直性眼球運動障害
   5.輻輳麻痺と輻輳攣縮,開散麻痺

神経症候 6.まぶたが下がる〈鈴木重明〉
 I.眼瞼下垂のアプローチ
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイント
  B.神経学的診断の方法
  C.症候の種類と解釈,補助的検査および鑑別診断
 II.重症筋無力症の眼瞼下垂
  A.症状のとらえかたと病歴の取りかたのポイントおよび症候の種類と解釈
  B.神経学的診察の方法および補助的検査
 III.眼瞼下垂に類似した神経症候

神経症候 7.頭が痛い,顔が痛い〈柴田 護〉

神経症候 8.眼が閉じない,口から水がこぼれる(顔がおかしい)〈岩下達雄 海野佳子〉

神経症候 9.めまいがする・ふらつく〈小堺有史〉

神経症候 10.力が入りにくい〈鈴木重明〉

神経症候 11.勝手に手足が動く〈安富大祐〉

神経症候 12.動作が遅い〈三宅晃史 高橋一司〉

神経症候 13.しびれる,痛む〈伊澤良兼〉

神経症候 14.尿の回数が多い,尿が出にくい〈長田高志〉

神経症候 15.歩きにくい〈長田高志〉

神経症候 16.けいれんする〈中原??仁〉

神経症候 17.意識が悪い〈大木宏一〉

索 引