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書名

公衆栄養学実習 学内編 (第2版)

筆頭著者

幸林友男・他編著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-63362-2

発行年

2018年3月

判型 / 頁数

A4判 / 80頁

分類

栄養学/栄養学一般

価格

定価2,420円(本体2,200円 税10%)

内容

"公衆栄養学は,講義から始まり学内実習,保健所・センターなどにおける学外実習まで続く科目構成になっている.本実習書は公衆栄養学の学内実習用で,講義の復習と学外実習のシミュレーションを行う.特に公衆栄養活動の実践に必要な専門的技術・技能を獲得できるように編集されており,学外実習前の習得項目チェックにも役立つ.

目次

第1章 公衆栄養学実習の目的と基本的な考え方
1.公衆栄養学実習の目的
A.公衆栄養学とは
B.管理栄養士の役割と公衆栄養学実習
C.管理栄養士に必要なスキルと公衆栄養学実習

第2章 公衆栄養施策
1.健康づくり対策
A.第一次国民健康づくり対策
B.(第二次)国民健康づくり対策(アクティブ 80ヘルスプラン)
C.第三次国民健康づくり対策「21世紀における国民健康づくり運動」(健康日本21)
D.第四次国民健康づくり対策「21世紀における(第二次)国民健康づくり運動」健康日本21(第二次)
2.第 3次食育推進基本計画
A.食育推進基本計画の経緯
B.第 3次食育推進基本計画の構成と概要
C.食育の推進に関する施策についての基本的な方針
D.食育の推進の目標に関する事項
3.母子保健における公衆栄養施策
A.妊娠・出産期を対象とする栄養教育実習1
B.授乳・離乳期(乳児期)を対象とする公衆栄養施策
C.幼児期を対象とする公衆栄養施策
4.食生活指針
A.食生活指針策定の変遷
B.平成 28年改定の食生活指針
C.食生活指針の構成
5.食事摂取基準(集団を対象に用いる場合)
A.集団の食事改善を目的とした食事摂取基準の活用の基本的な考え方
B.食事摂取状態の評価
6.食品表示制度(栄養表示基準,アレルゲンを含む食品に関する表示,保健機能食品,特別用途食品)
A.食品表示法(食品表示制度)の概要
B.栄養表示基準
C.アレルゲンを含む食品に関する表示(アレルギー表示)
D.保健機能食品
E.特別用途食品

第3章 公衆栄養アセスメント
1.食事調査の種類と方法
 A.食事調査法の種類
 B.食事調査の計画
 C.調査対象者への調査説明と協力についての同意(インフォームド・コンセント)
 D.食事記録法<秤量記録法・目安記録法> Dietary.Records
 E.24時間思い出し法 24-hour.Dietary.Recall
 F.食物摂取頻度調査法(FFQ)
2.国民健康・栄養調査
 A.調査目的
 B.調査対象
 C.調査方法
3.食事の変化−国民健康・栄養調査結果から−
 A.エネルギーの栄養素別摂取構成比(PFCエネルギー比率)の推移
 B.栄養素等摂取量の変化
 C.食品群別摂取量の変化
4.食事摂取基準の活用
 A.集団の食事改善を目的とした食事摂取基準の活用

第4章 公衆栄養活動のためのプログラムの展開
1.アセスメントに基づく課題の明確化と目標設定
 A.公衆栄養プログラムとマネジメントサイクル
 B.公衆栄養アセスメントに基づく課題の明確化
 C.課題に対する改善目標の設定
2.プログラムの計画策定
 A.計画の立案
 B.計画策定の際の留意点
 C.事業計画における目標の設定と事業内容の検討
 D.事業計画書の作成
3.計画したプログラムの実施
 A.プログラム実施のための準備
 B.プログラム実施
 C.教室・プログラム実施報告書
4.プログラムの評価
 A.企画評価
 B.過程評価
 C.影響評価
 D.結果評価
5.栄養疫学
 A.記述統計学と推測統計学
 B.情報と尺度
 C.記述統計量
 D.χ2(カイ 2乗)検定
 E.オッズ比とリスク比
 F.評価指標
 G.母平均との比較

第5章 プレゼンテーションのための応用実習
1.地域における健康づくり対策
2.スライドを用いたプレゼンテーション
 A.相手に伝えたいことを確実に伝えるための方法
 B.プレゼンテーションの準備
3.パワーポイントを用いたプレゼンテーション

第6章 特定健康診査(特定健診)・特定保健指導
 A.特定健診・特定保健指導の導入について
 B.特定健診・特定保健指導制度とは
 C.保健指導対象者の選定・階層化と保健指導の流れ
 D.階層化の手順
 E.保健指導の実施
 F.特定保健指導の内容
 G.特定保健指導(動機づけ支援・積極的支援)の教材作成
 H.教材事例:「保健指導における学習教材集(確定版)」


【学内編(別冊)】