書籍検索結果 詳細表示

書名

医師として知らなければ恥ずかしい50の臨床研究 小児編

筆頭著者

中河秀憲・訳(淀川キリスト教病院小児科)

出版社名

MEDSi

ISBNコード

ISBN978-4-8157-0117-8

発行年

2018年4月

判型 / 頁数

A5判 / 296頁

分類

臨床医学系/小児科学

価格

定価3,850円(本体3,500円 税10%)

内容

医師としてこれだけは押さえておくべき50論文を厳選、レビューするシリーズ、「正編」「内科医編」「神経編」に次ぐ第4弾「小児編」。小児領域に影響を与えた重要な論文で、かつ日常診療に親和性の高い項目を収載。要約文はシリーズ他書と同様、できるかぎりオリジナル論文著者へのフィードバックを行い精度を高めた。日本の小児医療の現状を踏まえた訳者コメント付き。小児科医のみならず、小児医療にかかわるプライマリケア医・総合診療医・開業医にも有用。

目次

SECTION 1 アレルギー,免疫・リウマチ学
1. 川崎病の冠動脈病変予防のためのステロイド併用免疫グロブリン製剤投与の効果:RAISE研究
SECTION 2 行動
2.MMRワクチン接種と自閉症
3.児童青年期うつ病の治療:TADS研究
4.注意欠如・多動症の小児に対する集学的治療:MTA研究
SECTION 3 心臓病学
5.未熟児動脈管開存症の薬剤による閉鎖
6.小児・青年期における肥満と心血管リスク因子の関係:Bogalusa心臓研究
SECTION 4 皮膚科学
7. 症候性増殖性乳児血管腫へのプロプラノロール vs プレドニゾロン:ランダム化臨床試験
SECTION 5 内分泌学
8.糖尿病性ケトアシドーシスの小児における脳浮腫のリスク因子
SECTION 6 耳鼻咽喉科学
9.小児の遷延する中耳炎に対する早期鼓膜チューブ留置
SECTION 7 小児科一般
10.経静脈的維持輸液の必要量
11.新生児の顕著な高ビリルビン血症を予測するための退院前の血清ビリルビン値
12.乳幼児突然死症候群のリスク因子:Chicago Infant Mortality Study
13.小児急性中耳炎の治療
14.ヒトパピローマウイルスワクチン:FutureII試験
15. 青年期および若年女性に対するワクチン型によるヒトパピローマウイルス減少と集団予防効果
16.小児期における鉛曝露の影響
SECTION 8 血液学
17.母乳栄養児への鉄分補給
18.小児集中治療室の患者に対する輸血戦略
19.鎌状赤血球症患者に対する予防的ペニシリン投与
SECTION 9 感染症
20.皮膚軟部組織感染症に対する経験的抗菌薬治療
21.重症細菌感染症のリスクが低い乳児
22.重症細菌感染症のリスクが低い発熱した乳児に対する外来治療
23.抗菌薬なしで外来治療できる発熱した乳児の選別
24.感染巣不明の新生児発熱
25.発熱した乳児における重症細菌感染症とウイルス感染症
26.胸部X線と下気道感染症
27.新生児単純ヘルペスウイルス感染症に対するビダラビン治療
28.小児・新生児敗血症性ショックからの早期離脱
29.ヒト免疫不全ウイルスの垂直感染の減少
30.RSウイルス感染症高リスクの乳児に対するパリビズマブによる予防
31.細気管支炎スペクトラム
32.新生児早発型B群溶連菌感染症の予防
SECTION 10 新生児学
33.分娩時における小児のApgarスコア
34.超早産児へのサーファクタントによる予防的治療
SECTION 11 腎臓病学
35.小児の有熱性尿路感染症に対する経口または初期静注抗菌薬投与
36.微小変化型ネフローゼ症候群の小児の同定
37.溶連菌感染後糸球体腎炎に続いて生じる慢性腎臓病
SECTION 12 神経学
38.熱性けいれん再発予防のための解熱薬
39.熱性けいれんとてんかんのリスク
40.初回非誘発性無熱性けいれん後のけいれん再発
41.小児期発症てんかんと死亡率
42.CT検査を必要としない低リスク頭部外傷の小児の同定
SECTION 13 腫瘍学
43.急性リンパ芽球性白血病の小児における健康関連QOL
SECTION 14 眼科学
44.小児急性結膜炎の治療
45.弱視のスクリーニング
SECTION 15 整形外科学
46.小児における化膿性股関節炎と一過性股関節滑膜炎との鑑別
SECTION 16 呼吸器学
47.クループに対するステロイド治療
48.軽症持続型喘息に対する吸入ステロイド療法:START試験
49.急性喘息発作に対するサルブタモール吸入とアドレナリン皮下注射
50.囊胞性線維症に対する長期の高張食塩水吸入