書名 |
脳血管内治療の進歩 ブラッシュアップセミナー2017 ―アクセスのすべて |
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筆頭著者 |
坂井信幸・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-2323-6 |
発行年 |
2018年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 236頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経外科 |
価格 |
定価5,280円(本体4,800円 税10%) |
脳血管内治療の普及とレベルアップを目的に開催される「脳血管内治療ブラッシュアップセミナー2017」の演題をまとめたイヤーブック。最新の治療法とデバイスを紹介。
序 文/
脳血管内治療ブラッシュアップセミナー2017
I ミニレクチャー「アクセス・私の工夫」
1 急性期血行再建術でのバルーン付きガイディングカテーテル留置のtips
1 はじめに
2 BGC
3 インナーカテーテル
4 バルーン付きガイディングカテーテルの誘導におけるtips
2 VB系の血栓回収療法におけるアクセス
1 はじめに
2 椎骨動脈の解剖と血管径
3 一般的なガイディングシステム
4 蛇行が強いVAでのアクセス
5 VB系のtandem occlusion
6 おわりに
3 Pull-through法
1 はじめに
2 Pull-through法の実際
3 Pull-through法の主なアプローチルート
4 代表症例
4 J型ガイディングカテーテル“Stiff-J”とA弁ターン法の有効性
1 はじめに
2 器具の特性
3 Stiff-Jの誘導方法
5 カテーテルアクセス時のGoose Neck Snare活用法
1 はじめに
2 GNSの種類と使用方法および適合カテーテル
3 カテーテルアクセスにGNSを応用した実際の症例
4 おわりに
6 MarathonとMagicの使い方
1 はじめに
2 構造と適応
3 準備
4 カテーテリゼーションのコツ
5 まとめ
7 Onyx塞栓術中にカテーテルがトラップされて抜去困難に陥った時の対処法
8 脳血管障害に対する複合治療としてのハイブリッド治療の有用性
9 マイクロカテーテル誘導『難所での対処法』
II アクセスのすべて-脳血管内治療成功の鍵
1 大動脈弓部の変異と異所性鎖骨下動脈
A.基礎編
1 診断血管撮影のSkill up
2 こんなに違うYコネ,止血弁―自分のお気に入りをみつけよう―
B.各論に入る前に
1 ファカルティーはこんな使い方をしている
―BSNETファカルティーへのアンケート結果―
C.穿刺と止血
1 大腿動脈穿刺に関連する局所解剖
2 穿刺部合併症への対処法と止血デバイス
D.Type IIIアーチをどう克服するか
1 私の克服法
2 NeuroEBUの活用
E.上腕,橈骨動脈
1 上腕アプローチによるCAS―tips & pitfall―
2 trans-radial approachの方法とピットフォール
F.直接穿刺
1 小切開による頚動脈直接穿刺法
G.中間カテーテル
1 セルリアンDD6を確実にC4まで挿入する方法(sliding technique)
2 液体塞栓物質使用時のintemediate guiding catheter使用の意義と有用性
3 欧米における中間カテーテルの開発と臨床応用
H.マイクロカテーテルの準備
1 3Dプリンタのセットアップ
2 3Dプリンタを活用した脳動脈瘤塞栓術
3 マイクロカテーテルのらせん曲げ
I.dAVF,TVEへの工夫
1 IJV経由のアクセスに必要な静脈解剖
2 海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻,閉塞しているIPSをどうやって探るか?
3 硬膜動静脈瘻のTVE.罹患静脈洞に到達するコツ
―デバイスと手技の工夫―
4 内頚静脈直接穿刺による頭蓋内静脈病変へのアプローチ
III AISの血管内治療はここまで進んだ
A.最良の結果を得るためにどう取り組むか?
1 Onset to door
2 Door to Reperfusion
3 Acute Ischemic Stroke:米国における取り組み
B.知っておくべき最新のエビデンス
1 Nashville Hope後,何が明らかになって,何が今後の課題か?
C.機器をどう使いこなすか?
1 Penumbraカテーテル
2 Revive SE
3 Solitaire FR
4 Trevo XP
誌上回答コーナー