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書名

口蓋裂・構音障害 ≪アドバンスシリーズ/コミュニケーション障害の臨床 6.≫

筆頭著者

日本聴能言語士協会講習会実行委員会・編

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-3026-2

発行年

2001年9月

判型 / 頁数

B5判 / 220頁

分類

リハビリテーション/言語聴覚

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

本叢書は,コミュニケーション臨床の新たな理論と方法を産み出し,多くの財産を蓄積してきた日本聴能言語士協会の講習会活動の成果をベースに,第一線で活躍する言語臨床家と医学・歯学・心理学等言語臨床の周辺領域で先進的な研究・臨床を実践する専門家が新たに書き下ろした論文集である.

収録論文は,先進性・普遍性のあるテーマをセレクトしたが,最新の知見を紹介すると同時に,執筆者には個人的見解を自由かつ明確に表明することを求め,従来の臨床では考慮されることが少なかった問題を積極的に取り上げている.また,各巻のプロローグは,各障害の臨床方法の概観,現状の問題点,今後の方向性を示し,コミュニケーション障害臨床の新しい展開を予告する.

本叢書刊行の目的は,言語臨床家が臨床的言語サービスを実践するための拠りどころとなる本を提供することである.読者が臨床に悩む時,本叢書は臨床への意欲と新たな発想を呼び起こす力を与えるものとなるであろう.

第6巻では,構音障害の臨床を行うときの基礎知識となる臨床音声学,哺乳障害の対策,手術法および歯科矯正治療等口蓋裂の問題,口唇裂・口蓋裂患者の心理的問題,鼻咽腔閉鎖機能の検査法,評価法および二次治療法等の最新の研究・臨床的課題を詳述している.

目次

口蓋裂・構音障害の臨床の進歩…武内和弘・福田登美子
構音指導のための臨床音声学…武内和弘
口唇裂・口蓋裂の最新口腔医療…西尾順太郎
口唇裂口蓋裂児の心理面について…糟谷政代
鼻咽腔閉鎖機能…福田登美子
二段階口蓋形成手術例と言語治療…磯野信策
構音指導の実際…山崎祥子・峪 道代
成人口蓋裂患者の言語指導…山本悠子