書名 |
ひとりでマスター 心臓ペースメーカ植込み術 |
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筆頭著者 |
岡村英夫・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-1446-6 |
発行年 |
2018年2月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 120頁 |
分類 |
臨床医学系/循環器内科 |
価格 |
定価5,280円(本体4,800円 税10%) |
ペースメーカ植込み術に従事する医師が身につけるべき標準的な手技を,実臨床で活かせるよう画像を多用して具体的に解説。透視下穿刺等では透視+手元の画像を対比させて掲載。解剖イラストや,必要となる画像の読み方,心電図の読み方も適宜挿入しながら,手技の流れ,注意点,コツを箇条書きでコンパクトにまとめた,先輩がいなくても,植込み術が一人でできるようになる1冊。ペースメーカ植込み術で著名な岡村英夫 先生の手技動画が視聴できるDVD付(12本/計 約30分)。
第1章 DDDペースメーカの新規植込み
Ⅰ 手術の準備と手術器具
ペースメーカの適応決定
ペースメーカの機種決定
一時ペースメーカの適応
術前準備
手術場所
術野の準備
手術器具
Ⅱ 皮下ポケットの作成
皮膚切開線の位置決め
皮下ポケットの深さ
皮下ポケット作成
Ⅲ 鎖骨下静脈の穿刺
私が穿刺をおすすめする理由
胸郭外穿刺法
合併症対策
鎖骨下静脈走行のバリエーション
皮下ポケットは先に作る
静脈穿刺の流れ
Ⅳ 心室リードの留置
リードの種類
リード選択における注意点
リードの硬さ
心室リード留置イメージ
計測時の注意点
心室リード植込みの流れ(実手技)
Ⅴ 心房リードの留置
心房リード留置イメージ
心房リード植込みの流れ(実手技)
計測時の注意点
Ⅵ リードのたわみ
「適度なたわみ」とは
Ⅶ リードの固定と本体の収納
おすすめのリード固定法
皮下ポケットへの本体収納
Ⅷ 閉創
閉創のコツ
連続縫合の実際
Ⅸ 術後のケア
第2章 ペースメーカ交換
Ⅰ 交換術の注意点
Ⅱ リードチェックのコツ
Ⅲ 交換の実際
Ⅳ リードを追加するときの注意点
静脈造影の重要性
第3章 こんなときどうする? トラブルシューティング
Ⅰ 心室にタイン型リードを使用するときは,どうしたらよいですか?
Ⅱ 心房にスクリューインリードを使用するときは,どうしたらよいですか?
心房にスクリューインリードを留置する方法
右房へのスクリューインリードの留置(イメージ)
リードを使い分ける
Ⅲ 不要なリードの処理の仕方を教えてください
将来を見据える
リード抜去の手順
タイン型リード切断時の注意点
Ⅳ ワルファリン内服中の患者は,どのように対応すればよいですか?
状況に応じて判断する
ワルファリン継続? ヘパリンブリッジ?
抗血小板薬の場合
Ⅴ 血腫ができたときは,どのように対応すればよいですか?
ガーゼ圧迫が有効
いつ再手術を決断するか
Ⅵ PLSVCが判明したときは,どのように対応すればよいですか?
PLSVCの走行
Ⅶ 右側からの植込みが必要な場合の方法を教えてください
右側植込みのコツ
Ⅷ 右室リードが固定できないときは,どうすればよいですか?
Ⅸ 創部が発赤したときは,どうすればよいですか?
ポケット感染か? 表層感染か?
Ⅹ 悩ましい交換例の注意点を教えてください
皮膚切開線の決定
症例提示
Ⅺ 本体からリードが抜けないときは,どうしたらよいですか?
リードが抜けないときの正攻法
どうしても抜けないとき
第4章 ペースメーカの基礎知識
Ⅰ ペーシングモード
ICHDコード
DDDとDDIの違い
DDDペースメーカの動作−タイミングサイクルを理解する−
Ⅱ 電磁波障害
電磁波障害の実例
Ⅲ 死後のペースメーカの取り扱い