書籍検索結果 詳細表示

書名

言語聴覚士のためのAAC入門

筆頭著者

知念洋美・編著

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-3054-5

発行年

2017年12月

判型 / 頁数

B5判 / 256頁

分類

リハビリテーション/言語聴覚

価格

定価4,400円(本体4,000円 税10%)

内容

障害のある人のコミュニケーション能力の向上を支援するために必要な知識,技術,最新情報を紹介.言語聴覚士が臨床でAACを活用するためのヒントを多く提示している.

目次

●第1章 総論AACの5W1H
Ⅰ.WHAT? AACの定義~AACって何?
 1.AACの定義
 2.AACの構成要素
  記号(symbol)/形態(form)/行動計画(strategy)/入力・出力技術(technique)
Ⅱ.WHY? AACの背景と目的~なぜ導入するのか?
Ⅲ.WHO? AACの対象と支援者~誰が恩恵を受け,誰が支援をするのか?
Ⅳ.HOW? AAC 導入の流れ~どのように導入するのか?
 1.現在のコミュニケーション評価
  現在のコミュニケーション手段~しているコミュニケーション/活動参加機会とコミュニケーションニーズ/AAC活用能力~できるコミュニケーション
 2.目標設定
  「今日のAAC」の目標設定/「明日のAAC」の目標設定
 3.実践
 4.効果測定
 5.フォローアップ
Ⅴ.WHERE? AACの導入場面~どこでサービスを提供するのか?
Ⅵ.WHEN? AAC導入時期~支援の時期はいつか?

●第2章 知的能力障害および小児期発症の運動機能障害におけるAAC
Ⅰ.言語症状と予後の概観
Ⅱ.AAC導入のための掘り下げ検査
Ⅲ.AACの考え方を軸にしたアプローチ
Ⅳ.臨床における実践例
 1.Aさん:発語困難な言語発達障害児
 2.Bさん:発語を拡大した脳性麻痺児
 3.Cさん:四肢麻痺と知的能力障害の重複障害児
 4.Dさん:視覚聴覚二重障害等の重複障害児

◆コラム 視覚障害

◆コラム 視覚聴覚二重障害,盲ろう

●第3章 自閉スペクトラム症におけるAAC
Ⅰ.主な症状と予後の概観
Ⅱ.AAC導入のために行う評価
Ⅲ.AACの考え方を軸にしたアプローチ
Ⅳ.臨床における実践例
 1.Eさん:発語困難なASD児
 2.Fさん:聴覚障害を重複するASD児
 3.Gさん:知的機能に遅れのないASD児

◆コラム 発達性読み書き障害

●第4章 構音障害におけるAAC
Ⅰ.言語症状と予後の概観
Ⅱ.AAC導入のための掘り下げ検査
Ⅲ.AACの考え方を軸にしたアプローチ
Ⅳ.臨床における実践例
 1.Hさん:パーキンソン病
 2.Iさん:ALS
 3.Jさん:ALS
 4.Kさん:小脳梗塞
 5.Lさん:脳外傷

◆コラム 聴覚障害

●第5章 失語症と発語失行におけるAAC
Ⅰ.言語症状と予後の概観
Ⅱ.AAC導入のための掘り下げ検査
Ⅲ.AACの考え方を軸にしたアプローチ
Ⅳ.臨床における実践例
 1.Mさん:前言語訓練
 2.Nさん:言語機能訓練からAAC のディバイスとして活用
 3.Oさん:描画やジェスチャーの訓練
 4.Pさん:携帯電話のメール操作訓練
 5.まとめ

◆コラム 高次脳機能障害

◆言語聴覚士向けのリソース