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書名

リハで読むべき運動器画像

筆頭著者

瀧田勇二・著

その他著者等

監修:塩野 寛大

出版社名

メジカルビュー社

ISBNコード

ISBN978-4-7583-1920-1

発行年

2017年12月

判型 / 頁数

B5判 / 312頁

分類

リハビリテーション/運動器疾患

価格

定価5,280円(本体4,800円 税10%)

内容

運動器の画像から得られる情報は多岐にわたり,骨,関節,筋など身体の内部を見せてくれる非常に便利なツールである。一方でその情報が多すぎるために,どこから見て,どこをどう読み判断すればいいか,悩みの種ともなる。さらに,リハビリテーションでは,その情報をどのように活かしていくか,という最大の課題もある。本書では,そのような課題に応えるため,リハビリテーションで重要なポイントとなる運動器の痛み,関節可動域,安定性・不安定性に焦点を当て,どのように読み解いていくかを,画像を交えて詳説。また,初学者のために,医療画像の基本,X線画像,CT,MRIの原理などもわかりやすく解説した。画像解剖を理解するための正常画像も掲載し,疾患画像との比較ができるよう構成。運動器疾患のリハビリテーションで役立てられる情報が満載の1冊。

目次

I. はじめに 運動機能評価としての画像の読影
 診断ではなく運動機能評価として読む
 損傷ではなく安定化機構の破綻と読む
 画像を共有する意義 チーム医療における意思の統一
 画像が苦手な理由① 各種の撮影装置についての理解不足
 画像が苦手な理由② 断層解剖の知識不足
 読影は患者に会う前? 会った後? 読影のタイミングと意義
 読影の際の注意点
II. まずは各種の撮影装置を理解しよう
 まずは各種の画像に何が映っているのかを理解しよう
 X線写真を理解しよう
 X線写真の読影
 CTを理解しよう
 CTの読影
 MRIを理解しよう
 MRIの読影
III. つぎに正常画像を理解しよう
 脊椎
 肩関節
 肘関節
 手関節
 股関節
 膝関節
 足関節
IV. 運動機能障害を画像で読む
 脊椎
 肩関節
 肘関節
 手関節
 股関節
 膝関節
 足関節