書名 |
オートファジー 分子メカニズムの理解から病態の解明まで ≪The Frontiers in Life Sciences≫ |
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筆頭著者 |
大隅良典・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-13481-5 |
発行年 |
2017年12月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 241頁 |
分類 |
基礎医学系/生命科学 |
価格 |
定価6,160円(本体5,600円 税10%) |
オートファジーの分解/リサイクルの分子機序,神経変性疾患・がん・2型糖尿病・心不全・感染症などとの関わりが明らかにされ,2016年ノーベル賞受賞を契機に着実な基礎研究の重要性が注目されている.オートファジー研究の最新知見について第一線で活躍する研究者がわかりやすく解説した待望のレビュー集.
総 論
第Ⅰ部 オートファジー研究のこれまでの歩み
第1章 オートファジー研究の歴史(ATG以前)
第2章 酵母が切り開いたオートファジー研究の曙
第Ⅱ部 オートファジーの分子機構
第3章 オートファジーの誘導と抑制をつかさどる2つのキナーゼAtg1/Ulk1とTORC1
第4章 オートファゴソームの形成における膜動態のメカニズム
第5章 哺乳類細胞におけるオートファゴソーム成熟の分子機構
第6章 オートファゴソームの内膜分解と分解産物の再利用に機能する分子装置
第7章ATG分子群の構造と機能
第8章 ミクロオートファジー
第9章 出芽酵母の選択的オートファジー
第10章 哺乳類選択的オートファジー概論
第11章 ミトコンドリア分別・除去システムの基本原理
第12章 ゼノファジー:病原体の排除システム
第Ⅲ部 オートファジーの生理機能
第13章 マウスでのATG の意義
第14章 植物のさまざまな局面におけるオートファジーの生理機能
第15章 オートファジーと核酸代謝
第16章 栄養飢餓とオートファジー
第Ⅳ部 オートファジーと疾患・臨床応用
第17章 パーキンソン病の分子病態とオートファジー-リソソーム系の破綻
第18章 オートファジーと癌
第19章 オートファジーと代謝性疾患
第20章 オートファジーと老化
第21章 オートファジーと心疾患
第22章 オートファジーと腎疾患