書名 |
レジデントのための腎臓病診療マニュアル (第3版) |
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筆頭著者 |
深川雅史・他編 |
その他著者等 |
安田 隆 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03244-5 |
発行年 |
2017年11月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 644頁 |
分類 |
臨床医学系/腎臓・透析 |
価格 |
定価5,720円(本体5,200円 税10%) |
腎臓病診療マニュアルの決定版、待望の第3版が刊行! 最新のエビデンスに基づいて、水・電解質から腎移植まで腎臓病診療の基本を網羅する好評のスタイルはそのままに、高齢患者の診かた、他診療科との連携など“今知りたい”トピックを満載。目の前の患者の何を診て、どう治療すべきか、ロジカルな腎臓病診療の進め方がわかる1冊。
第1章 病態とエビデンスに基づいた論理的アプローチのために
A 腎臓病診療の特徴
B 腎臓病診断のプロセス
C 臨床研究の進め方,活かし方,エビデンスの質
D ガイドラインの推奨度,作られ方と読み方:そのウラを読み臨床に活かす
E 腎臓に関するコンサルトの仕方,答え方
第2章 腎尿路疾患患者への一般的アプローチ
A 主要症候と診断への手がかり
1 蛋白尿
2 血尿
3 浮腫
4 細胞外液量の減少
5 多尿
6 乏尿・無尿
7 腎機能障害
8 排尿異常
9 腎尿路に関連する痛み
B 腎尿路の検査:その選択,実際と解釈
1 尿一般検査からわかること
2 血液生化学検査からわかること
3 尿生化学検査からわかること
4 腎機能検査からわかること
5 画像診断
6 腎生検からわかること:その適応と読み
第3章 水電解質・酸塩基平衡異常患者へのアプローチ
A 水代謝・Na濃度異常の診断と治療
B 輸液(水電解質輸液)の基本
C K濃度異常の診断と治療
D 酸塩基平衡異常の診断と治療
1 酸塩基平衡異常の診断と治療
2 Stewart法を使ってみよう
E Ca・P・Mg濃度異常の診断と治療
1 Ca
2 P
3 Mg
第4章 高血圧患者へのアプローチ
A 高血圧と腎臓病
B 高血圧の診断
C 高血圧を伴うCKD患者をみたら
D 高血圧の治療
E 降圧薬の特徴と腎臓病患者での使い方
第5章 高齢腎臓病患者へのアプローチ
A 高齢者を診るということ
B 高齢腎臓病患者の管理
第6章 慢性腎臓病(CKD)患者へのアプローチ
A CKDのとらえ方
B CKDにおける腎障害の発症と進展機序
C CKDの症候と管理
D CKD患者の栄養
第7章 急性腎障害(AKI)患者へのアプローチ
第8章 血液浄化法の原理と適応
A 血液浄化法の種類,原理および適応
B 末期腎不全への血液浄化法
C 腎疾患関連診療における特殊な血液浄化療法
第9章 維持透析患者へのアプローチ
A とらえ方
B 透析患者の体液の管理
C 透析患者のミネラル代謝
D 貧血
E 透析患者の食事療法
第10章 腎移植へのアプローチ
第11章 糸球体疾患患者へのアプローチ
A 糸球体疾患を疑うとき,疑ったら
B ネフローゼ症候群の診断と治療
C 慢性腎炎症候群の診断と治療
D 急速進行性腎炎症候群の診断と治療
E 急性腎炎症候群の診断と治療
第12章 尿細管・間質疾患患者へのアプローチ
A 尿細管・間質疾患を疑うとき,疑ったら
B 尿細管機能異常をきたす疾患の診断と治療
C 尿細管間質性腎炎をきたす疾患の診断と治療
第13章 腎血管系疾患患者へのアプローチ
A 腎血管系疾患を疑うとき,疑ったら
B 動脈硬化と高血圧に基づく疾患
C 血管炎に基づく疾患
第14章 よくみられる二次性腎疾患患者へのアプローチ
A 二次性腎疾患を疑うとき,疑ったら
B 糖尿病に伴う腎疾患
C 膠原病に伴う腎疾患
D 血栓性微小血管症に伴う腎疾患
E 腫瘍性疾患に伴う腎疾患
F 感染症に伴う腎疾患
G 薬剤性腎障害
第15章 他疾患への腎臓医としてのアプローチ
A 心疾患
B 肝疾患
C 悪性腫瘍
D Critical care nephrology
第16章 嚢胞性腎疾患患者へのアプローチ
第17章 閉塞性腎障害へのアプローチ
第18章 尿路感染症患者へのアプローチ
第19章 尿管結石患者へのアプローチ
第20章 小児の腎尿路疾患患者へのアプローチ
A 小児の腎機能
B 各疾患へのアプローチ
C キャリーオーバー
第21章 腎障害をもつ患者の妊娠・出産へのアプローチ
第22章 腎機能障害者に対する薬物投与
A 腎からの薬物排泄機構
B 腎機能障害があるときの薬剤投与
索引