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書名

母乳育児支援講座 (第2版) ≪Breastfeeding for a medical profession≫

筆頭著者

水野克己・他著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-50332-1

発行年

2017年11月

判型 / 頁数

AB判 / 391頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/母性看護

価格

定価4,950円(本体4,500円 税10%)

内容

母乳育児支援に重要な妊娠から出産・退院までの関わりに求められるコアとなる知識を簡潔にまとめ,20日間で理解できるように編集したテキスト.項目ごとにまとめられた確認テスト,巻末の卒業テストを行うことで,理解度を測ることもできる.図表やコラムも満載し,母乳育児支援のポイントが“よくわかる”1冊!

目次

母乳育児支援講座
第1日目 乳房の解剖
第2日目 母乳分泌の生理
第3日目 母乳の生化学1:母乳の構成成分
第4日目 母乳の生化学2:免疫物質・アレルギー物質
第5日目 母乳の生化学3:構成成分の変化
第6日目 早期接触と母乳育児─出生直後のskin to skin contact
第7日目 新生児の黄疸
第8日目 新生児の低血糖─母乳で育っている児を中心に
第9日目 生後早期の体重減少と高張性脱水
第10日目 哺乳の仕組み
第11日目 (前半)補足の医学的適応と種類・量・方法
      (後半)補足の減らし方とフォローアップの方法
第12日目 うまく吸着できないときの対応(陥没乳頭・扁平乳頭)
第13日目 授乳姿勢と乳房の含ませ方─ポジショニングとラッチオン
第14日目 乳房の緊満,乳腺炎,乳汁分泌過多
第15日目 乳頭痛と乳頭損傷
第16日目 母乳不足感と母乳摂取不足,母乳分泌不全
第17日目 帝王切開と無痛分娩の母乳育児
第18日目 後期早産児の授乳と多胎児の授乳
第19日目 早産児の母乳育児支援
第20日目 (前半)退院前に伝えておきたいこと
      (後半)2週間健診の勧め

母乳育児支援 Q&A
● 妊娠中からの母乳育児の準備
Q:おっぱいの大きさと母乳の量って関係するの?/Q:母乳って,どうやってつくられるの?/Q:乳汁生成の第2段階になって母乳がたくさん出るようになれば,もう出なくなる心配はないの?/Q:1回の授乳中の母乳の成分が異なる?/Q:母乳と人工乳は同じ?/Q:母乳は生きている?/Q:1歳を過ぎたら母乳の栄養や免疫はなくなるの?/Q:カンガルーケアを安全に行う方法って?/Q:母乳育児のために出生後にすぐできること

● 新生児の生理学
Q:赤ちゃんが黄色いのは私の母乳がよくない?/Q:黄疸の治療にはどんなものがある?/Q:黄疸の光線療法って何?治療中には母乳はあげられないの?/Q:黄疸を繰り返すのは普通なの?/Q:黄疸のために人工乳は必要?/Q:低血糖って何が悪いの?/Q:低血糖ハイリスクの場合の対応は?/Q:体重が減っていたら母乳で育てるのは難しい?/Q:哺乳ビンだとゴクゴクよく飲む!?

● 補 足
Q:補足は糖水よりも人工乳のほうがいいの!?~習慣的な補足の見直し/Q:補足が必要なのはどんなとき?/Q:高年初産の場合の補足は?/Q:補足はどのように減らしたらよいの?

● 乳頭・乳房について
Q:乳頭の形によって授乳が困難になる?/Q:おっぱいにうまく吸いついてくれない……/Q:授乳中の母親の発熱で注意することは?/Q:緊満への対応は?/Q:授乳中に赤ちゃんが苦しそう……/Q:乳腺炎を予防するには?/Q:おっぱいが痛くて思うように授乳できない

● 母乳の量
Q:赤ちゃんが泣く=おっぱいが足りない?(母乳不足と不足感)

●特別なケアが必要な場合
Q:帝王切開で出産しても母乳はあげられるの?/Q:ちょっと早く生まれた赤ちゃんの母乳育児って?/Q:双子でも母乳育児はできる?/Q:予定日よりも早く出産すると母乳は出ない?

●退院から1ヵ月までのフォローアップ
Q:産後1ヵ月の母乳育児率の低下を防ぐには?/Q:退院後の母親の不安を軽減するには?

●おまけのQ&A:退院~生後1ヵ月までの心配事
Q1:吐乳/Q2:便の色/Q3:湯冷ましは必要?/Q4:鼻づまり/Q5:歯科治療/Q6:きょうだいと感染/Q7:おしゃぶりは必要?/Q8:おっぱいを頻繁に欲しがる

卒業テスト
解答のページ
(Exerciseの解答/卒業テストの解答と難解問題の解説)
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