書名 |
5つのkeywordsでスッキリわかる! 小児の急変対応 ―あわてないために必要な見方と考え方 |
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筆頭著者 |
島袋林秀・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88378-658-9 |
発行年 |
2017年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 152頁 |
分類 |
臨床看護/診療科・疾患/小児看護 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
「緊急度と重症度を区別する」など5つのkeywordsから、小児の急変の前兆を察知し、急変を予防するための基本を学びます。
Part1 Keywordsでバッチリおさえる「小児の急変のキホン」!
1急変とは
●急変の定義
2小児の急変の5つのkeywords
●急変のkeywords①“8割の予知”
●急変のkeywords②“対応(評価・技能・RRS)”
●急変のkeywords③小児は“呼吸>循環”
●急変のkeywords④“疾患名でなく病態で考える”
●急変のkeywords⑤“緊急度と重症度で考える”
●小児の急変をわかりづらくしているもの
Part2 小児の急変の特徴を理解しよう!
1小児と成人の相違点
●小児の状態悪化のリスク因子
●急変の早期覚知
2バイタルサイン:呼吸数
3バイタルサイン:脈拍数・心拍数
4バイタルサイン:血圧
5バイタルサイン:意識
6バイタルサイン:体温
7急変対応のABCD
●A:Airway(気道)・B:Breathing(呼吸)
●子どもと大人の呼吸器系の違い
●C:Circulation(循環)
●D:Dysfunction of CNS(神経)
8ショック
●子どもと大人の心臓の違い―特に乳児(1歳未満)
9ステップアップするために知っておきたいこと
●さまざまな酸素投与のデバイス
●知って得する豆知識
Part3 病態別にみた小児急変への対応!
1血便
●症例から血便への対応を考える
●血便の際に観察すべきこと
●小児の血便の代表疾患
2けいれん
●症例からけいれんへの対応を考える
●けいれん重積の治療指針
●熱性けいれんのガイドライン
3呼吸障害
●呼吸障害のキホン
●症例から呼吸障害への対応を考える
●気管挿管の適応
●小児の呼吸障害を「言葉」で伝える
4顔面蒼白
●症例から顔面蒼白への対応を考える
●ショックとは
●循環の評価
●顔面蒼白の代表疾患
5外傷
●症例から外傷への対応を考える
●小児の頭部外傷の特徴
Part4 トラブルを未然に防ぐために!
―トラブルシューティング,急変後対応とドクターコール―
1トラブルシューティング
●トラブルシューティングの定義
●トラブルシューティングのポイント
2急変後の対応
●記録の整理
●スタッフのメンタルケア
3伝わるドクターコールの方法
●ドクターコールがうまくいかない原因
●伝えるために知っておきたいこと
●新聞に学ぶ伝え方
付録 気道管理の急変への対応―DOPEを覚えよう!―
1DOPE(ドープ)とは
2DOPEでの具体的行動
●Displacement:位置異常
●Obstructive:閉塞
●Pneumothorax:緊張性気胸
●Equipment:機器異常
■コラム
・1か月健診でよく聞かれる数字の話
・外国人はNICUを何と読むのか
・CO2検知器を活用しよう
・気管チューブのサイズの単位と吸引チューブのサイズの単位
・吸引圧
索 引