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書名

むかしの頭で診ていませんか?呼吸器診療をスッキリまとめました

筆頭著者

滝澤 始・編

出版社名

南江堂

ISBNコード

ISBN978-4-524-25114-8

発行年

2017年11月

判型 / 頁数

A5判 / 230頁

分類

臨床医学系/呼吸器内科

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

(1)従来の考え方から大きく進歩した点,(2)実地医家に関心の高いテーマ,にポイントを絞り簡便にまとめた,「むかしの頭で診ていませんか?」シリーズ第3弾.感染症をはじめ,喘息,COPD,肺炎など一般内科医・プライマリケア医が遭遇する疾患の多い呼吸器領域で,非専門医・初学者向けに,「必要な情報」を「簡単な言葉」でスッキリまとめて提示する.基本事項から日常診療のギモンにまで答え,最新のトピックもこれを読めば押さえられる,読み応え十分の一冊.

目次

【内容目次】
1 なぜ咳が出る,なぜ痰が出る:病態から考える治療薬の選択
2 呼吸器診療で役立つ血液および呼気ガス検査
3 かぜと思っても抗菌薬を使うべきときがありますか?
4 外来で診る市中肺炎:どこまで見るべき?
5 肺結核は今どうなっているのでしょう?
6 非結核性抗酸菌症・肺MAC症の最新事情:いつ専門医にコンサルトする?
7 びまん性汎細気管支炎(DPB)は今もあるんですか?
8 マクロライド少量長期療法はどんなときに行う?
9 気管支喘息の吸入薬はいったいどう使い分ければ?
10 COPDの吸入療法はどう選んだら良いですか?
11 咳が長引いたら,どう鑑別して何を使う?:鎮咳薬,気管支拡張薬,吸入ステロイド薬などの使い分け
12 咳の長引く感染症とその対策
13 腫瘍性疾患を疑うときの血液検査(腫瘍マーカー)とその意義
14 介護施設に入所中の方の肺炎の治療と予防法は?
15 進行期肺癌の分子標的薬の進歩:「頑張る」意味があるのか?
16 気管支喘息治療薬を減らしたいときはどの順番で?
17 COPD患者さんの生活指導のコツは?:身体活動性の向上・維持を目指す
18 特発性間質性肺炎(IIPs)に効く薬ができたそうですね
19 続発性気胸を繰り返す患者さんの治療法は?
20 新しい呼吸機能検査IOSはどう使えば良いですか?
21 NPPV患者さんを外来で診るときの注意点
22 喘息と鼻炎や副鼻腔炎の合併は,いつ疑ってどうしたら良いでしょう?
23 肺血栓塞栓症はどうしたら予防できますか?
24 患者さんから「喘息を気管支鏡で治せると聞いたのですが?」と言われたら:気管支温熱療法
25 肺癌検診にエビデンスはあるのか?
26 睡眠時無呼吸症候群はどんなとき疑えば良いですか?
27 抗IgE抗体に加え新しい注射薬が出たそうですが,どんな人に使うのでしょう?
28 COPDはタバコ病といいますが,喫煙者の1割しかならないといいますね
29 関節リウマチの治療経過中に肺陰影が出現したら?
30 舌下免疫療法が保険適用になったそうですね
31 気管支喘息かCOPDかわかりにくいときは?
32 肺炎球菌ワクチンは誰にいつどれを?
33 インフルエンザの治療薬の使い分け
索引