書名 |
新版 野球の医学 |
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筆頭著者 |
菅谷啓之・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-5184-7 |
発行年 |
2017年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 304頁 |
分類 |
臨床医学系/スポーツ医学、運動器 |
価格 |
定価7,700円(本体7,000円 税10%) |

受傷した野球選手が最高のコンディションで復帰するために必要なこととは?医師,理学療法士,トレーナー,監督・選手,さまざまな視点から解説.

I 投球障害からの競技復帰
投球障害からの競技復帰のマネジメント-全体像-
投球動作のメカニクスと投球障害の発症メカニズム
投球動作解析と野球指導-バイオメカニクス研究を指導に生かすには-
投球動作のメカニクスと身体感覚-投球動作の着眼点と身体の使い方-
投球障害からの競技復帰のプロセス-身体機能と投球動作-
成長期投球障害からの競技復帰
コラム:あきらめない心
II コンディショニングとセルフケア
投球障害予防のためのセルフチェックとエクササイズ
野球動作のためのからだの使い方とエクササイズ
栄養・水分補給,夏場の筋痙攣対策
投手のコンディショニング-指や爪のケア,連投対策-
野球における視機能の重要性
コラム:医療と現場の繫がり
III 投球障害の運動療法
投球に必要な肩甲胸郭機能の評価とトレーニング
投球障害肩および肘に対する理学療法-現状把握と障害原因の追究-
投球障害肩および肘に対する理学療法-身体機能改善のポイント-
成長期の投球障害-身体機能のみかた-
成人期の投球障害-肘関節内側部障害-
コラム:選手を支える医療
IV 投球障害の治療に必要な基礎知識
投球障害治療の全体像
投球肩肘障害の診断の注意点-メディカルチェックで得られた知見-
野球肩の分類と部位別治療方針-骨年齢と部位による違い-
野球肘を知るために-さまざまな視点からみた野球肘-
肘の骨化進行過程
投球肩・肘障害に対する超音波ガイド下intervention
-一般的な整形外科注射からHydroreleaseまで-
V 投球障害の病態と治療方針
成長期の投球肩障害-上腕骨近位骨端線障害(リトルリーグ・ショルダー)-
成長期の野球肘内側部の外傷・障害
上腕骨小頭障害の病態と治療
成長期野球検診の意義と実際
成人期内側障害-UCL損傷-
成人期の肘関節後方部・外側部の障害
上肢の神経障害-胸郭出口症候群,腋窩・肩甲上神経障害,肘部管症候群-
投球側の脱臼と不安定症
VI 野球傷害の病態と治療方針
打撃障害のメカニズム
手関節痛-有鉤骨骨折,TFCC損傷と腱鞘炎との鑑別-
手指の循環障害
脇腹痛-肋骨疲労骨折,筋損傷の病態-
脇腹痛-競技復帰と再発予防-
野球選手の腰部障害-腰椎分離症と腰椎椎間板ヘルニア-
股関節痛(鼡径部痛),ハムストリング肉離れによる動作への影響と対策
足部・足関節痛による動作への影響と対策
索 引