一般病院で精神科リエゾンチームをどうはじめればよいのか，介入方法，各職種の役割や病棟・多職種との連携方法，トラブル対応について事例を通して詳説．

【第1章　精神科リエゾンチームの経緯】
【第2章　精神科リエゾンチームの病院のなかでの機能】
【第3章　精神科リエゾンチームのはじめ方】
【第4章　精神科リエゾンチームの介入】
【第5章　精神科リエゾンチームにおける各職種の役割とチームの調整】
　1．医師の立場から
　2．精神看護専門看護師の立場から
　3．臨床心理技術者（臨床心理士）の立場から
　4．精神保健福祉士の立場から
　5．薬剤師の立場から
　6．作業療法士の立場から
　7．チームで意見が食い違ったとき
【第6章　他科スタッフとの協働】
　1．他科スタッフへの周知，PR
　2．他科の看護師に対するスクリーニングの研修
　3．ケアプラン展開への他科看護師の研修
　4．他科医師への支援に関する資料
　5．患者に応じた担当診療科・病棟の検討
　6．他科の医師・看護師の関係がよくない場合の対応-その1
　7．他科の医師・看護師の関係がよくない場合の対応-その2
【第7章　トラブル時の対応】
　1．他科の医師の拒否・抵抗
　2．精神科医からの依頼がない，拒否・抵抗がある
　3．病棟看護師からの依頼が少ない
　4．病棟看護管理者からの依頼がない，拒否・抵抗がある
　5．患者の拒否・抵抗
　6．家族の拒否・抵抗
　7．患者の不安への対応
　8．抑うつへの対応
　9．低活動型せん妄で意識障害がある患者への対応
　10．怒り，担当科スタッフへの威嚇・攻撃への対応
　11．特別扱いを要求する患者への対応
　12．既往の精神障害のある患者への対応
　13．患者の病状進行が受け入れられず一過性に操作的になった家族への対応
　14．患者・家族の意思決定能力に問題がある場合の対応