書名 |
単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン2017 |
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筆頭著者 |
日本神経感染症学会・日本神経学会・日本神経治療学会・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-25222-0 |
発行年 |
2017年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 114頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経・神経内科学 |
価格 |
定価3,630円(本体3,300円 税10%) |
日本神経感染症学会・日本神経学会・日本神経治療学会監修による,エビデンスに基づいた単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン.疫学,病態,検査,診断,治療などの診療上問題となるクリニカルクエスチョン(CQ)に対して明確に回答し,治療においては推奨グレードを明記し対応の指針を示した.
【内容目次】
1.単純ヘルペス脳炎の疫学
CQ1-1 単純ヘルペス脳炎は日本でどれくらいの患者が発症するのか
2.単純ヘルペス脳炎の転帰・後遺症
CQ2-1 成人例の予後と後遺症はどのようになっているのか
CQ2-2 成人例の転帰に影響する要因にはどのようなものがあるのか
CQ2-3 小児例の予後と後遺症はどのようになっているのか
CQ2-4 小児例の転帰に影響する要因にはどのようなものがあるのか
3.単純ヘルペス脳炎の症状・症候
CQ3-1 成人の症状や発症経過はどのようになっているのか
CQ3-2 小児の症状や発症経過はどのようになっているのか
4.単純ヘルペス脳炎の検査
CQ4-1 単純ヘルペス脳炎を疑った場合の検査はどうするのか
5.単純ヘルペス脳炎における単純ヘルペスウイルスの遺伝子診断
CQ5-1 単純ヘルペスウイルスの遺伝子診断(PCR)はどこまで可能か.また,どのような点について注意すべきなのか
CQ5-2アシクロビル耐性株の検出において現在どのようなことがわかっているのか
6.単純ヘルペス脳炎における感受性遺伝子の検索
CQ6-1 単純ヘルペス脳炎になりやすい要因としては何がわかっているのか
7.単純ヘルペス脳炎の鑑別診断
CQ7-1 単純ヘルペス脳炎成人例と鑑別する疾患としてどのような疾患があるのか
CQ7-2 単純ヘルペス脳炎小児例と鑑別する疾患としてどのような疾患があるのか
補追 human immunodeficiency virus(HIV)検査は必要か
8.単純ヘルペス脳炎の治療
8-1.成人の治療
CQ8-1-1 成人の単純ヘルペス脳炎にはどのような抗ウイルス薬がよいのか
CQ8-1-2 どのような患者にアシクロビルを投与するのか.また,そのタイミングはどうすればよいのか
CQ8-1-3 アシクロビルの投与量や投与期間はどうすればよいのか
CQ8-1-4 成人例の治療においてどのような点に注意すべきなのか
CQ8-1-5 成人の単純ヘルペス脳炎にアシクロビル投与後効果がない場合はどうすればよいのか
CQ8-1-6 成人の単純ヘルペス脳炎における副腎皮質ステロイド薬の併用は行ったほうがよいのか.また,どのような点に注意すべきなのか
8-2.小児の治療
CQ8-2-1 小児の初期選択薬はどのような抗ウイルス薬がよいのか
CQ8-2-2 どのような患者にアシクロビルを投与するのか.そのタイミングはどうすればよいのか.また,投与量や投与期間はどうすればよいのか
CQ8-2-3 小児例の治療においてどのような点に注意すべきなのか
CQ8-2-4 小児の単純ヘルペス脳炎にアシクロビル投与後効果がない場合はどうすればよいのか
CQ8-2-5 小児の単純ヘルペス脳炎における副腎皮質ステロイド薬の併用は行ったほうがよいのか.また,どのような点に注意すべきなのか
索引