書名 |
「認知を生きる」ことの意味 ―カランブローネからリハビリテーションの地平へ |
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筆頭著者 |
沖田一彦・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7639-1034-9 |
発行年 |
2003年8月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 98頁 |
分類 |
臨床医学系/リハビリテーション医学(医師対象) |
価格 |
定価1,650円(本体1,500円 税10%) |
リハビリテーションに対する私たちのビジョンを変えてゆく道は,実践を通じた「知」の創造者として私たち自身を認識してゆく道にほかならない.その道に通じる扉を開くのか,それとも閉じるのか,それは私たちの選択にかかっている.
第3回日本認知運動療法研究会学術集会で行われた講演とインタビューの記録を通して,認知運動療法のこれまでの歩み,その思想的展開,そして脳科学の近未来的なテーマである主観と客観の統一理解「神経現象学」を基盤とした最新の臨床が紹介される.と同時に,日本の医療が大きく転換しつつあるこの時代に,リハビリテーションが抱える問題を乗り越えてゆくためのきわめて具体的な手がかりが提示されている.
第1部 講演「リハビリテーションにおける二つの扉」
第2部 講演「認知運動療法と神経現象学」
第3部 講演「学習者としての患者の記述」
第4部 インタビュー「カランブローネから認知運動療法へ」