書名 |
AO法骨折治療 頭蓋顎顔面骨の内固定 ―外傷と顎矯正手術 |
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筆頭著者 |
下郷和雄・監訳 |
その他著者等 |
近藤 壽郎 訳者代表/前川 二郎 訳者代表/楠本 健司 訳者代表 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02869-1 |
発行年 |
2017年7月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 408頁 |
分類 |
歯科医学/口腔外科学 |
価格 |
定価30,800円(本体28,000円 税10%) |
骨折治療に関する研究開発を行い世界的な教育・普及活動を行っているAOグループのうち、頭蓋顎顔面領域を専門としたAOCMFがまとめた、顔面骨折治療と顎矯正手術のテキストの日本語版。多数の美麗なイラストと写真を用いてAOCMFの骨折治療における理念とノウハウを余すところなく解説しており、口腔外科医・形成外科医・耳鼻咽喉科医など、頭蓋顎顔面骨折治療に携わるすべての医師・歯科医師のバイブルとなる1冊。
日本語版の序
序
はじめに
謝辞
執筆者一覧
1 基本事項
1.1 はじめに
1.2 骨
1.3 頭蓋顎顔面骨格の骨折
1.3.1 頭蓋顎顔面骨格のバイオメカニクス
1.3.2 骨折と血液供給
1.3.3 骨の生物学的反応と治癒
1.4 インプラントの材質と型
1.4.1 金属,表面,組織相互作用
1.4.2 生体吸収性材料による骨接合術:過去・現在・未来
1.4.3 インプラントのデザインと機能
1.5 頭蓋顎顔面外傷治療の原則
1.5.1 頭蓋顎顔面外傷治療の目標
1.5.2 頭蓋顎顔面骨折の手術療法,非手術療法,または無治療とする適応
1.5.3 術前術後の注意点と治療計画
1.5.4 骨折の手術治療の原則
1.5.5 骨-インプラント構成体のバイオメカニクス
1.5.6 安定化の原理:スプリント固定,接合,圧迫,ラグスクリューの原理
1.5.7 歯と歯槽骨の外傷
1.5.8 骨折線上の歯
1.5.9 インプラントの除去と応力回避
1.5.10 顎間固定のテクニック
1.6 文献および推奨図書
2 下顎骨骨折
2.1 下顎骨正中部・傍正中部骨折
2.2 下顎体部・下顎角部骨折
2.3 関節突起・下顎枝・筋突起骨折
2.4 質低下骨の骨折
2.5 文献および推奨図書
3 中顔面骨折
3.1 中顔面下部(Le Fort I型骨折と口蓋骨骨折)
3.2 中顔面上部(Le Fort II型およびIII型骨折)
3.3 頬骨上顎骨複合体骨折,頬骨弓骨折
3.4 眼窩骨折
3.5 鼻篩骨眼窩骨折
3.6 鼻骨骨折
3.7 文献および推奨図書
4 頭蓋および頭蓋底骨折
4.1 前頭洞・前頭骨・前頭蓋底骨折
4.2 側頭蓋底骨折
4.3 頭蓋冠骨折
4.4 文献および推奨図書
5 顔面多発骨折
6 成長期の骨折
7 顔面の標準的骨切り術の固定法(顎矯正手術)
7.1 定義,診断および治療計画
7.2 下顎の標準的な骨切り術
7.3 上顎の標準的な骨切り術
7.3.1 Le Fort I型骨切り術
7.3.2 手術支援口蓋急速拡大(SARPE)
7.3.3 歯槽部(ブロック)骨切り術と区域骨切り術
7.4 上下顎骨切り術の順序と考慮すべき点
7.5 周術期管理と術後管理
7.6 合併症とピットフォール
7.7 文献および推奨図書
クレジット
用語集
索引
用語集について
・日本の読者の利便を図るため,日本語版オリジナルとして巻末に用語集を掲載した.
・用語集に掲載されている主な用語には,項目内の本文初出時にアステリスク(*)をつけて明示した.