書名 |
うつ病治療ガイドライン (第2版) |
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筆頭著者 |
日本うつ病学会・監 |
その他著者等 |
気分障害の治療ガイドライン作成委員会 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-03206-3 |
発行年 |
2017年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 160頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
『大うつ病性障害・双極性障害治療ガイドライン』の「うつ病」部分の改訂版。DSM-5診断基準に準拠するとともに、新たに「児童思春期のうつ病」と「うつ病患者の睡眠障害とその対応」の章が加わった。各章末尾に書籍版オリジナルの「補記」があり、ガイドラインに基づいた診療を行う上で知っておくべき実践的な知識がまとめられている。精神科医だけでなく、うつ病診療に携わる一般内科医やコメディカルにもお勧めの1冊。
本書発行にあたって
序
初版 第1回改訂版 序
うつ病治療ガイドライン 第2版 サマリー
第1章 うつ病治療計画の策定
はじめに
A 把握すべき情報
i.理学的所見
ii.既往歴
iii.家族歴
iv.生活歴:発達歴・学歴・職歴・婚姻歴
v.病前のパーソナリティ傾向
vi.病前の適応状態の確認
vii.ストレス因子の評価
viii.睡眠の状態
ix.女性患者の場合
B 施行すべき検査
i.血液・尿検査
ii.生理学的検査
iii.画像検査
iv.心理検査
C 注意すべき徴候
i.自殺念慮・自殺企図
ii.自傷行為・過量服薬
iii.身体合併症・併用薬物の存在
iv.併存疾患(comorbidity)
v.双極性障害の可能性への配慮
vi.精神病症状
D 治療開始に際して考慮すべき点
i.治療場面の選択
ii.治療の原則
iii.急性期治療・導入期
iv.回復期・維持期
v.児童思春期症例
補記
第2章 軽症うつ病
はじめに
基本方針
A 治療選択に際して
B 基礎的介入
C 治療の選択
i.精神療法
ii.薬物療法
iii.その他の療法
まとめ
補記
第3章 中等症・重症うつ病(精神病性の特徴を伴わないもの)
はじめに
A うつ病治療の原則
B 治療法ごとのエビデンス
i.抗うつ薬
ii.ベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZD)の併用
iii.第一選択薬による治療に成功しない場合の薬物療法上の対応
(ECTを予定しない場合)
iv.修正型電気けいれん療法(ECT)
v.治療効果のエビデンスが示されている精神療法(EBPT)
まとめ
i.推奨される治療
ii.推奨されない治療
iii.特に注意すべき有害作用
補記
第4章 精神病性うつ病
はじめに
A 治療導入に際して
B 治療の選択
i.薬物療法
ii.修正型電気けいれん療法(ECT)
iii.維持療法
C 緊張病を伴う場合
i.薬物治療
ii.修正型電気けいれん療法(ECT)
まとめ
補記
第5章 児童思春期のうつ病
はじめに
A 治療選択に際して
B 基礎的な介入と治療の選択
i.重症度の評価
ii.治療計画
C 個々治療的な介入
i.心理教育
ii.精神療法
iii.薬物療法
D 薬物療法と精神療法の比較
E 予後
まとめ
補記
第6章 うつ病患者の睡眠障害とその対応
はじめに
A うつ病の睡眠障害の特徴
B うつ病の睡眠障害の背景
C うつ病の不眠に対する治療
i.非薬物療法
ii.薬物療法
D 残遺性不眠に対する治療
E 過眠に対する治療
F 睡眠に関連するその他のうつ病治療
i.高照度光療法
ii.断眠療法
G 原発性睡眠障害の問題
i.睡眠時無呼吸症候群
ii.レストレスレッグス(むずむず脚)症候群
iii.レム睡眠行動障害
まとめ
i.推奨される治療
ii.推奨されない治療
iii.特に注意すべき有害作用
補記
参考文献
索引