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書名

スポーツ救命講習会テキスト

筆頭著者

日本サッカー協会・編

出版社名

金原出版

ISBNコード

ISBN978-4-307-00481-7

発行年

2017年6月

判型 / 頁数

A5判 / 48頁

分類

臨床医学系/スポーツ医学、運動器

価格

定価1,100円(本体1,000円 税10%)

内容

競技中に救命救急が必要な場面に遭遇した時、ピッチ上の選手及び競技関係者が適切な応急処置が出来ることを目指して、日本サッカー協会が編集した講習会テキスト。心臓発作時のAEDの使い方をはじめ、脱水症状や熱中症などについての応急措置、突然のアレルギー症状、異物による窒息状態の対応の仕方など基本的な処置方法を多数のイラストでわかりやすくまとめた。公式テキストとして日本サッカー協会主催の講習会にて使用されます。

目次

日本サッカー協会医学委員会委員長 挨拶
日本サッカー協会スポーツ救命プロジェクトリーダー 挨拶
日本サッカー協会スポーツ救命プロジェクトメンバー 一覧
1 スポーツの最中に心臓が止まってしまったら…!
2 大切ないのちを守る4つのバトンリレー
 〈救命の連鎖〉が傷病者を救い、社会復帰に導きます
3 メディカルチェックがスポーツ中の突然死を防ぎます
  突然死の予防とメディカルチェックの実施
4 スポーツ中の突然死の原因は年齢により異なります
  選手の健康といのちを守るPCMAの実施
5 突然倒れてしまったとき その場でできる緊急処置
  突然死の予防――心肺蘇生の手順を知っておこう!
AEDの使い方のポイント
  CPRの継続・中止と、人工呼吸の進め方
6 脱水状態になると熱中症のリスクが高まります
  スポーツ中の熱中症の大半は健康な10代の男女に起きます
  熱中症になった場合の応急処置
7 脳振盪はいのちに関わる危険な状態です
  スポーツ中の脳振盪は速やかに運動を中止します
  脳振盪が疑われたときは〈24時間以内の対応〉を
8 アレルギー症状の過敏反応が選手の健康を脅かします
  意識障害や死に至る危険を招くアナフィラキシー
9 異物による窒息の場面に遭遇したときは…
  窒息の対応は早期の段階から気道閉塞を認識すること
10けがで倒れたときの対応
  傷病者の体位を確保し、安全に搬送するまでの方法
■救命の実例と具体的な対応方法
救命の実例1―フットサル大会でシュートを受けて心臓震盪発生
救命の実例2―AEDボランティアがスタンドから現場に駆けつけ対応
心停止からいのちを救うAEDを探そう!