書名 |
身体が求める運動とは何か ―法則性を活かした運動誘導 |
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筆頭著者 |
水口慶高・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-4553-2 |
発行年 |
2017年5月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 108頁 |
分類 |
リハビリテーション/理学療法 |
価格 |
定価2,750円(本体2,500円 税10%) |
身体に備わっている運動システムをいかに呼び起こすかという視点で,対象者への運動指導を「運動誘導」として昇華させることを解説している.
1 運動をどうとらえてどう介入するのか?
1.運動とは何か?(統合的運動生成概念)
2.アプローチの理論(BiNI理論)
2 運動が達成されるための3つの学習戦略
1.3つの運動学習戦略
2.自己組織化理論に基づく教師あり学習
3 運動誘導は治療
1.痛みは運動から生まれる
2.よくある運動評価と指導
3.教師あり学習における教師信号を考える
4 運動は身体が選ぶ
1.運動は身体が選ぶ
2.形と仕組みが動きを作る
3.先回りシステム(APA)と積極的外乱生成
4.脊髄は管制塔
5 根源的な歩行システムと足部機能
1.柔らかい足と硬い足
2.転がる足
3.骨盤の前・後傾運動
4.動歩行へ導くこと
6 運動は紡がれ続ける
1.“立つ”はすでに運動
2.立ち上がり方で歩行が変わる
3.スタートラインが始まりではない
4.ルーティンのすすめ
7 左右特異性と運動誘導
1.非対称歩行(右の通り道,左の通り道)
2.螺旋性の法則
8 感じる力
1.触れる
2.構造を変える
3.こころ
4.感覚入力の優位性
9 歩行誘導に効果的な教師信号
1.そうさせるのではなく,そうなってしまう運動誘導
2.左足から接地
3.2本のレールの上を歩く
4.肘を曲げ,腕を振る
5.補助はどちらに位置する?
6.左腰タッチで歩行誘導
7.手をつなぐ
8.視界を広げる
10 幹が変われば枝葉が変わる
1.“根幹”につながる教師あり学習戦略とは?
2.身体は“楽ちん”を選び続ける
索 引