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書名

専門医が伝える 腎臓病診療基本レクチャー

筆頭著者

富野康日己・著

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-22432-2

発行年

2017年4月

判型 / 頁数

A5判 / 124頁

分類

臨床医学系/腎臓・透析

価格

定価2,640円(本体2,400円 税10%)

内容

大病院で確定診断された腎臓病患者を,かかりつけ医はどのように管理すべきか,腎臓専門医が丁寧に解説.日常臨床で役立つポイントが満載の,かかりつけ医必携の実践書.

目次

目 次

1章急性腎障害(AKI)と慢性腎臓病(CKD)での腎臓専門医へ送るポイントは?
 1)腎臓内科領域における腎臓専門医とかかりつけ医との連携
  A.急性腎障害(acute kidney injury:AKI)
  B.慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)
 2)腎臓内科専門医で診療する主な腎疾患とかかりつけ医への診療依頼

2章腎臓病専門医を受診中の患者がかかりつけ医を受診した際のcommon diseaseに対する腎保護を考えた薬物療法は?
 1)呼吸器疾患治療薬
  A.基本的な注意事項
  B.比較的安全な薬剤
 2)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
  A.基本的な注意事項
  B.比較的安全な薬剤
 3)消化器疾患治療薬
  A.基本的な注意事項
  B.比較的安全な薬剤

3章腎臓専門医として行ってほしくない治療とは?
 1)薬物療法禁忌
  A.電解質,酸・塩基平衡
  B.高血圧
 2)その他

4章腎臓専門医からかかりつけ医への紹介は?
I.?IgA腎症
>診療情報提供書
 1)本症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:IgA腎症〔光学顕微鏡所見:メサンギウム増殖性糸球体腎炎(mesangial proliferative glomerulonephritis:PGN)〕
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
II.ループス腎炎
>診療情報提供書
 1)本症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:ループス腎炎(lupus nephritis)
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
>診療情報提供書 第2報
III.糖尿病腎症
診療情報提供書
 1)本症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:糖尿病腎症(diabetic nephropathy,びまん性)
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?

IV.ネフローゼ症候群
>診療情報提供書
 1)本症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:微小変化型ネフローゼ症候群(minimal change nephrotic syndrome:MCNS)
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?

V.高血圧性腎硬化症
診療情報提供書
 1)本症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:高血性腎硬化症(hypertensive nephrosclerosis)
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?

VI.痛風腎
>診療情報提供書
 1)症例からみた疾患の理解
 2)検査とその意義
 3)確定診断:痛風腎(gouty kidney)
 4)今後定期的に行うべき検査
 5)治療
 6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?

索引