書名 |
作業の科学 Vol.3 |
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筆頭著者 |
作業療法関連科学研究会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7639-2091-1 |
発行年 |
2002年3月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 152頁 |
分類 |
リハビリテーション/作業療法 |
価格 |
定価3,850円(本体3,500円 税10%) |

患者さんの受ける治療水準の保証,即ち作業療法士の経験に左右されない,再現性の高い治療技術を確立することをめざして,作業の科学性を追究し,脳科学を基盤とした精神科作業療法の治療構造を明らかにすることを目標とするシリーズ第3巻.
今回,関連科学を紹介する「第1部 作業方法関連科学」では,生態情報工学,精神医学をフィールドとする著者による,それぞれ「ヒトとテクノロジー」「鬼の精神史」を収録した.対象者の行動の客観的指標としての作業の実践方法を追究する「第2部 作業方法」では Vol.1「段通」,Vol.2「つづれ織り」に続き,織物の技術を使う作業種目として「織物」を取り上げた.治療への活用を目的としたデータの解釈を行う「第3部 研究と応用」では,「精神科での作業療法の効果についての歴史的展望」,「作業療法後の予後調査と段通作業における作業量からみた作業療法の効果」を掲載した.

第1部 作業療法関連科学
作業療法の科学[3]・・・関 昌家
ヒトとテクノロジー-知恵が生む道具,知恵を育てる道具-・・・鈴木良次
鬼の精神史・・・中村 剛
第2部 SIRWOTの作業療法
作業方法-織物-・・・阿部美加代,吉益淳子,関 昌家
第3部 研究と応用[STUDY AND APPLY]
精神科での作業療法の効果についての歴史的展望・・・関 昌家,米田 貢
作業療法後の予後調査と段通作業における作業量からみた作業療法の効果・・・丸本 薫,谷野芙美子,谷野亮爾,関 昌家