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書名

マイヤース腹部放射線診断学 ―発生学的・解剖学的アプローチ

原著者

Meyers MA,Charnsangavej C,Oliphant M

筆頭著者

太田光泰・監訳

その他著者等

幡多 政治 監訳

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-02521-8

発行年

2017年1月

判型 / 頁数

B5判 / 400頁

分類

臨床医学系/画像診断

価格

定価15,400円(本体14,000円 税10%)

内容

腹部放射線診断学を体系的に学べる世界的名著の翻訳。発生学的・解剖学的なアプローチから得られた知識が、実際のCT画像にどのように反映されるかが理解しやすいように構成されている。病態生理と合わせて腹部放射線画像の本質的な理解を目指したい後期レジデントから指導医クラスの放射線科医、消化器外科医・内科医、救急医まで、さらにステップアップしたい人たちのための骨太の教科書。

目次

 謝辞
 第6版の序

第1章 新しいパラダイム

第2章 腹部の臨床発生学
 1.はじめに
 2.胎生初期の発達
 3.胸腹部の連続性
 4.腹膜下腔
 5.分化した臓器の発生学

第3章 腹部の臨床解剖学
 1.はじめに
 2.腹膜下腔の基本的な考えかた
 3.腹膜下腔
 4.胸腹部の連続性
 5.腹腔

第4章 腹部と骨盤部における疾患の進展機序
 1.はじめに
 2.腹膜腔内と腹膜下腔への進展の鑑別
 3.腸間膜に沿った腹膜下進展
 4.リンパ管やリンパ節転移による腹膜下進展
 5.動脈周囲と神経周囲の腹膜下進展
 6.経静脈による腹膜下進展
 7.管腔内から腹膜下への進展
 8.まとめ

第5章 腹腔内における感染症と播種転移の進展様式
 1.腹腔内感染症進展経路と局在
 2.解剖学的重要点
 3.放射線画像の特徴
 4.腹腔内の播種転移進展経路と局在
 5.腹水の進展経路
 6.播種の場所

第6章 腹膜外腔の臨床解剖学
 1.はじめに
 2.解剖学的検討
 3.前腎傍腔
 4.前腎傍腔の構造区分
 5.腎周囲腔
 6.後腎傍腔
 7.びまん性腹膜外ガス
 8.腰筋膿瘍と血腫

第7章 骨盤部腹膜外腔の区画
 1.解剖学
 2.病的画像の特徴

第8章 肝臓疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.肝臓の発生学と解剖学
 3.肝臓外への疾患の進展様式

第9章 下部食道・胃疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.下部食道・胃の発生学と解剖学
 3.下部食道・胃疾患の進展様式

第10章 膵臓疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.膵臓の発生学と解剖学
 3.膵臓からの疾患の進展様式

第11章 小腸疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.小腸の発生学と解剖学
 3.小腸間膜のランドマーク
 4.小腸・虫垂疾患の進展様式
 5.まとめ

第12章 大腸疾患の進展様式
 1.結腸・直腸・肛門管の発生学と解剖学
 2.結腸・直腸の疾患
 3.疾患の進展様式

第13章 腎臓・上部尿路・副腎疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.脈管解剖学
 3.リンパの解剖学
 4.疾患の進展様式

第14章 骨盤および男性泌尿生殖器疾患の進展様式
 1.発生学
 2.解剖学
 3.膀胱・前立腺・尿道・陰茎・精巣の疾患
 4.疾患の進展様式

第15章 婦人科疾患の進展様式
 1.はじめに
 2.外陰部
 3.腟
 4.子宮
 5.ファロピウス管(卵管)
 6.卵巣
 7.骨盤腹膜炎

第16章 腹腔外および骨盤外への進展様式
 1.はじめに
 2.横隔膜
 3.腹部から胸部への疾患の進展様式
 4.腹壁
 5.腹腔から前腹壁への疾患の進展様式
 6.骨盤
 7.骨盤内から骨盤外への疾患の進展様式

第17章 腹腔内ヘルニア
 1.はじめに
 2.傍十二指腸ヘルニア
 3.ウィンスロー孔を介する内ヘルニア
 4.盲腸周囲ヘルニア
 5.S状結腸間ヘルニア
 6.経腸間膜・経大網・経結腸間膜ヘルニア
 7.鎌状間膜ヘルニア
 8.吻合部後ヘルニア
 9.膀胱上ヘルニアと骨盤ヘルニア
 10.バリアトリック手術後の内ヘルニア

 和文索引
 欧文索引