書名 |
構音障害の治療 ―臨床家による臨床家のための |
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原著者 |
H. Winitz 編著 |
筆頭著者 |
船山美奈子・他監訳 |
その他著者等 |
岡崎恵子 監訳/今井智子 訳/鵜川和子 訳/大澤冨美子 訳/加藤正子 訳/出世富久子 訳/竹下圭子 訳/三宅順子 訳/山下夕香里 訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7639-3008-8 |
発行年 |
1993年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 280頁 |
分類 |
リハビリテーション/言語聴覚 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |

本書は原著「臨床家による臨床家のためのシリーズ(For clinicians by clinicians series)」の第2巻である.臨床家にスピーチと言語の障害に対する自分の治療方法について語る場を提供しているこのシリーズにおいて,今回の主題は構音障害(articulation disorders)である.本書において,それぞれの章を担当執筆した専門家は,その領域に関して理論的な背景を持ち,主要な治療法を実際に臨床の場面で行っている言語治療の臨床家達である.本書は,これら臨床に即して書かれた内容を,各章ごとにわかりやすく解説をつけ,編集されたものである.子どもや成人にみられる広範囲にわたる構音障害や音韻障害を取り上げており,構音と音韻障害についてさらに進んだ勉強をする臨床家には必携の書であるといえよう.

第1章 語音弁別の検査と訓練:その必要性
Lorraine M.Monnin 著
第2章 構音訓練における聴覚に関する検討
Harris Winitz 著
第3章 運動・感覚の目標と知覚の問題について
Gloria Borden 著
第4章 発話明瞭度と多数音構音障害の子ども
Marilynn Schmidt 著
第5章 重度構音障害児における音韻発達の促進
Barbara Williams Hodson 著
第6章 多数音構音障害の訓練
Donald Mowrer 著
第7章 調音結合に基づく構音訓練
E.Prather and P.Whaley 著
第8章 構音障害児の治療における個人の多様性について
J.E.Bernthal and N.W.Bankson 著
第9章 構音訓練における般化
B.K.Rockman and M.Elbert 著
第10章 意味的対比法による構音治療
Edwin A.Leach 著
第11章 メディアの使用による訓練室の拡大
Susan J.Shanks 著
第12章 構音訓練における親や関連スタッフの効果的な活用
Babara Hartmann 著
第13章 一般法94-142:コンピュータ化された教育プログラム
James M.Caccamo 著
第14章 鼻咽腔閉鎖不全のタイプ
Hughlett L.Morris 著
第15章 機能性鼻咽腔閉鎖不全:診断と治療
John E.Riski 著
第16章 成人おける後天性構音障害の治療
Jeri A.Logemann 著
第17章 成人の運動障害性構音障害患者に対する構音訓練の選択
John C.Rosenbek 著
第18章 運動障害性構音障害の特徴と治療
James Paul Dworkin 著
第19章 発語失行症:神経(原)性の構音障害
Frederic L.Darley 著
第20章 早口症:その診断 William M.Diedrich 著